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2018.04.13:「汗をかいてデトックス」はウソだった
2018.01.01:あけおめことよろ!!!!2018年の戦略(エロを除く)
2017.08.26:尿が濃くなる夏、急激に大きくなりやすい「尿路結石」 1日2リットル以上の飲水で排尿量を増やそう
2016.12.19:なんとASKAさんが不起訴処分、すり替えたお茶が反応したらしい
2016.10.13:ワイモバイル向けのLINEも使えるガラケー「AQUOSケータイ2(602SH)」登場、1週間以上連続駆動
2014.06.24:飲むと100倍に膨らむダイエット用カプセル「Gelesis100」を膨らませてみた動画
2014.04.17:骨盤底筋を鍛えるための体操12週間でイくまでの時間が5倍に延長!
2014.03.28:有害と言われているBPAは、レシートの感熱紙に含まれており皮膚を通じて吸収されうる
2013.07.18:クックパッド、「糖尿病用」「高血圧用」のレシピカテゴリーを新設
2013.03.25:海外では妊娠10週目以降なら尿検査で男女を判別出来る男女性別判定キットが売っている
2010.01.25:デジタルフォトフレーム兼、FMラジオ&MP3プレイヤーなど出来るタッチパネル端末な無線LANルーター「Rugby」
2008.07.09:血液中のふぇちゅいんAレベルが高い高齢者は糖尿病になりやすい(BIOTODAY)
2005.06.05:
2001.08.21:異種のすい臓細胞を使って免疫拒絶の無い人工すい臓を作った
2000.07.31:AGEsを分解することにより若返る事が出来る。(老化防止薬はできる?(日経サイエンス))
2000.05.01:遺伝子導入によりマウスの肝臓に膵臓の機能を与えた。
1996.04.01:AGEs阻害剤アミノグアニジンで老化抑制
2017.09.01:史上最大の薬害事件?ノンカロリー人工甘味料は逆に太りやすく、高血圧、糖尿病、心臓病、各種メタボ病リスクを上昇させる。
2017.04.20:フルマラソンは「心臓手術」と同じくらい「腎臓」にダメージを与える。回復まで2〜3日
2016.10.20:カルシウムはサプリメントで摂取するとむしろ有害、骨に届かず血管に蓄積
2016.06.15:アメリカで承認されている5種類の医療用ダイエット薬の1年でどれぐらい痩せるかメタ比較結果。いずれも効果あり
2016.03.07:学術雑誌Nature Medicineで「老化抑制」という「副作用」が知られる薬まとめ
2016.01.13:Nature Medicineの選ぶ2015年に新しく開発された注目の新薬達まとめ
2015.12.02:医薬業界で噂の「糖尿病薬メトホルミンが寿命を延ばす」が本当かどうか調べる大規模臨床試験が始まる
2015.06.05:糖尿病の薬「メトホルミン」が「免疫疲弊」を解消し、癌治療効果を大幅に高める可能性が報告される
2015.02.04:長生きのためには週に合計1〜2.4時間のジョギングがベスト、長すぎても短すぎてもダメ
2015.01.30:日本人などアジア人はBMI23以上で糖尿病検査が必要との報告、BMI25以上って条件が当てはまるのは西洋人のみ
2015.01.19:アメリカで糖尿病薬「リラグルチド」が「肥満治療用途」でも承認。販売元は今年から営業500人を動員して売り込み
2014.12.24:Nature Medicineの選ぶ2014年の研究の進歩
2014.11.21:毎朝1グラムのウコンを摂れば前糖尿病患者の記憶力低下を防ぐ事が出来る
2014.10.31:オレガノ、マジョラム、ローズマリーなどのハーブには糖尿病治療薬と同じ作用を持つ成分が含まれている
2014.10.27:エボラ出血熱の治療方法に関する報告。1日10リットルの輸血を3日行えば峠は越え通常の集中治療室治療で治せる。
2014.09.18:人工甘味料はカロリーは無いけど、腸内細菌を介してインスリン抵抗性を引き起こし太りやすくする
2014.03.04:レジ打ちの仕事は危険?感熱紙を2時間触り続けるだけで、尿中から検出されるBPA(ビスフェノールA)の濃度が上昇する
2013.12.11:医学界No1の学術誌Nature Medicineが選ぶ2013年の医学の重要な進歩8つ
2013.07.16:母乳の量が十分でない女性が増えている理由が解明される。
2012.09.19:授乳中の母親の食生活が子供の体質・太りやすさに長く影響を与える
2012.08.28:2日に1個の卵を食べるだけで動脈硬化になる可能性が上昇するようだ
2012.05.14:週に1〜2.5時間の速すぎないジョギングで平均寿命が5〜6年延びる
2012.02.14:トマトダイエットに必要なトマト量の計算と、1粒でトマト4個分と同じ効果を持つサプリメント
2012.01.11:Nature Medicineの選ぶ2011年の主要な基礎医学の進歩8つ
2011.09.27:1日おきにカロリー制限を行うダイエット方法「カロリーサイクリング」でどれぐらい痩せるか
2011.08.22:ヨーグルトで寿命が伸びる事が動物実験で初めて確認される、腸内のポリアミン濃度がポイント
2011.08.01:リバウンドしてしまうとしても懲りずにダイエットする事で長生き出来る
2011.07.29:内閣府、食品安全委員会が「食品に含まれる放射性物質」のリスクに関するまとめを発表
2011.07.28:大塚製薬グループ、再生医療ベンチャーLiving Cell Technologies社に出資、ブタ細胞を用いた糖尿病治療用カプセルの販売を目指す
2011.07.22:ワインに含まれる老化抑制物質「レスベラトロール(Resveratrol)」これまでの研究まとめ(2)
2011.07.15:ワインに含まれる老化抑制物質「レスベラトロール(Resveratrol)」これまでの研究まとめ(1)
2010.11.07:肝臓の分泌するセレノプロテインPが血糖値上昇傾向を高め、]]インスリン]]抵抗性の原因となっている(yomiuri)
2010.06.17:レプチンはI型糖尿病の治療に使える。
2010.04.03:朝、高脂肪食を食べると平気だが、朝、炭水化物ばかりを食べて、夜脂肪をとると、肥満、糖尿病になる
2009.12.24:糖尿病治療薬であるが、ダイエット効果も期待される薬「GLP−1アナログ」薬
2009.11.01:証拠3:「カテキンを含む緑茶抽出物により体内のエネルギー消費量が増加した。」という報告(1999年発表)
2009.11.01:証拠2:「カテキンを食べさせることでマウスの体重増加を押さえる事ができた。」という報告(2002年発表)
2009.05.22:糖尿病治療薬「Januvia(sitagliptin)」
2008.08.21:ヒ素暴露が糖尿病発症リスクを増加させる可能性
2008.03.21:膵臓は4E-BP1を使って糖尿病を防いでいる
2007.10.31:ブタのES細胞は免疫抑制剤無しで糖尿病のサルを治療しうる
2007.10.10:アルツハイマー痴呆症は脳が糖尿病になるようなもののようだ
2007.08.27:糖尿病の原因は大量に食べたにも関わらず皮下脂肪が増えなかったため?
2007.08.20:糖尿病治療薬「メトホルミン(metformin)」がガン細胞を死滅させることが出来る
2007.08.10:遺伝子操作した植物で糖尿病治療
2007.05.28:AGEsを多く含む飲料を大量に摂取すると体内にAGEsが蓄積する
2007.05.28:老化や糖尿病を引き起こす原因物質の一つAGEsは、体内で作られるのでは無く食品中のAGEが蓄積したため?
2007.04.05:第3章:老化と戦う先端医学の試み−すぐには実践できない方法
2007.04.04:肥満を防ぐタンパク質「AGF」発見
2007.03.29:アディポネクチンは肝臓表面の2種類のタンパク質に結合し、脂肪を燃焼させる。
2006.12.14:インスリンを直接皮膚に塗ると傷の治りが早くなる
2006.11.30:糖尿病治療:食欲促進ホルモンがインスリン分泌を抑制
2006.11.16:糖尿病患者向け血糖値によって色の変わるコンタクトレンズ(GIGAZINE)
2006.10.24:次世代糖尿病治療薬「リラグルチド」のPhase IIデータ発表。良い感じ
2006.07.24:ベイラー(Baylor)大学の研究者がマイクロバブルでインスリン遺伝子をすい臓細胞に導入する技術を開発
2006.04.14:腎結石の衝撃波治療、糖尿病リスク4倍に…米で追跡調査
2005.10.13:インスリンの分泌抑制物質を発見、糖尿病の新しい治療法の可能性
2005.10.03:キトサンスポンジを使って膵臓を再生する
2005.09.27:インスリン注射不要に? 膵臓細胞量産、岡山大など開発(asahi)
2005.04.18:GLP-1を大量に摂取すると賢くなる。
2003.12.16:身長を伸ばすホルモン発見(yomiuri)
2003.06.05:5分で肝機能を測定できるチップ
2003.04.19:カプセル型人工血液開発へ(sankei)
2003.01.01:遺伝子操作によりオタマジャクシの体内で肝臓細胞をすい臓細胞に変換した
2002.12.27:科研製薬の「フィブラストスプレー」を全ての大学病院が採用
2002.12.26:ヒトやブタの胎児細胞をマウスに移植し腎臓を作ることに成功(mainichi)
2017.10.16:生ミドリムシ(ユーグレナ)を購入、自分で生産するぞ!

2018.04.13(健康(health)の400)

「汗をかいてデトックス」はウソだった↑BTW

そりゃそうだ、尿で出した方がよっぽど色々と排出してくれるよね。
痛風が夏に多いのとか、汗かいて尿が減って、尿酸の排出が減った結果でしょ。

ただ、毛穴の臭い物質は汗かくと出ていくっぽい。俺もオッサンになったので、ジョギングを1週間サボると、次の週に走って汗かいた時に、汗が臭い。毎週走っていると汗臭くない。

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2018.01.01(usePocket運営関連(unei)の106)

あけおめことよろ!!!!2018年の戦略(エロを除く)↑BTW

あけましておめでとうございます!帰省せずに神奈川のマイホームで新年を迎えております。

実は2週間ほど前に娘が産まれました♪♪♪やった!!!!

産み分け成功!一人目は最初24時間中20時間ぐらい起きているような感じでツマが死にかけていましたが、今回は24時間中20時間ぐらい寝てる感じ。3倍ぐらい世話しやすい!!これが男女差でしょうか?と思ったらチチ求めて泣く声半端なくデカい。寝室を別にするのは不義理でしょうか。なんか一人目よりも生まれた時から意識がハッキリしている感じがします。まだサルみたいな感じですが、キュンキュンする娘に育ってくれるのでしょうか?今回もダメ元で母乳試飲を直訴してみたいと思いますw。

今年の抱負
●全体について
 昨年から拡大させているタスクのナンバリングシステムは非常に良いです(2017年のコンテンツとか、2017年の財テクとか)。さらに拡大させたい。仕事でもきちんとナンバリングして管理していこうと思います。逆にうまくいくと思っていたレベルアップ制は使わなくなりました(詳細を書いたことありませんが「締め切りがあるわけではないが優先してやるべきこと」を優先的にやるための仕組み)、ただ優先順位を考えるまでもなく、締め切りに追われることが多いからかもしれません。よく考えると目先の仕事のみに時間を費やして長期ビジョンに沿った活動がおろそかになっていたかも。これは反省点です。今年は長期視点での活動のための時間をきちんととっていきたいと思います。

昨年購入したソニーのデジタルノートDPT-RP1はメモ帳の役割を拡大してくれていて、手書きで戦略を練ったり、TODOリストを管理出来て良い感じです。

●英語、仕事
 今年は海外出張が増えそうです。1年で1か月ぐらいは海外で過ごす予感がする。気が付けば英語での仕事もすっかり普通にこなしていますが、実は8割理解であとは必死に類推してごまかしています。どうにかならないものか。。。。あとやはり電話会議だと理解度が6割まで落ちる感覚。これはかなり支障があります。
 英語の勉強は週に1時間のカフェでの英会話と、週3回の実践ビジネス英会話のディクテーション(1分間の英文を約30分かけてヒヤリングだけで書き起こし、正解みて聞き取れなかった部分チェック)、fanki使った年間365wordsの暗記、あと最近、日記的に英語でビデオログ付けています(AndroidのJourneyってアプリ利用、1日2分間)。これ始めてからスルスルと英語が出てくるようになった気がします。
 もう少し勉強時間を増やしたいところですが、実際はこれ以上の時間確保は無理かも。とにかく何をやっても長続きしない性格なので困ります。
 専門分野に関しても、勉強しないといけない領域が次々に変わる状況で、しかも英語で話せないといけないので仕事中にでも1日30分ほど時間をとって空いている会議室ででも資料を音読することを考えています。

●NET
 最近、自分にとってブログとは何かという疑問と向かい合ってます。本質的にはブログの本来の意味「Web log」であり、自分のための忘備録とは思うのですが、やはり皆からのレスポンスが得られることで色々と人生全体にプラスになっているのも間違い無いです。また、バイオハッカージャパンとか、将来何か面白いことがやりたくて野心的にやっている部分もあります。現在、記事更新に1日1時間以上費やしているわけで膨大な時間を費やすからには、もう少し戦略的にやりたいものです。
 とはいえ、SNSの時代でありブログ、俺が勝手にオープンインターネットと呼ぶ領域は死にゆく部分である流れは変わってません。個人的にはほーむぺーじはSNSでは代替出来ない情報の蓄積が可能で、皆がもっとほーむぺーじ持ってほしいのですが減り続ける一方ですね。果たしてほーむぺーじへの回帰はあるのか?

まあ、「世間に期待するな、自分を変えろ」とどっかの少佐も言っていたように、世の中の流れについていく意味で、今年はYoutuberにチャレンジしてみたいと思います。目標としては「12本の字幕など入った編集された動画をアップする!」としたいと思います。
あとはニーズが無いのかもしれませんが、ずっと大好きだった「位置情報関連」を再び100時間ほど頑張ってみたいと思います。

●DIY
 気が付けば、Raspberry Piの使い方とか慣れてきたし、各種素材の使い方、工作技術もずいぶん上達してきたように思います。今年取り組むのは
  • (1)海水水槽のろ過レベルを1段階上げる工夫を取り入れ、ミドリイシ飼育への道筋を開く
  • (2)室内人工光による植物栽培を開始し、複数の培養ポッドを常時動作させる状況まで持って行く
  • (3)アルミ溶かしてフライパン作る
はやってみる予定です。
あと壊れた3Dプリンターは頑張って復活させるか、2台目を購入したいです。無いと困る存在です。

「DIYバイオ」の日本ナンバーワンサイトをやってますが、ちょっと行き詰っています。まず第一に「DIYバイオ」で楽しいことをやるには非常に敷居が高いこと、そして第2に掲げてみたものの、そもそもバイオで楽しいことが思いつきません。

 これは奥深い問題をはらんでいて、DIYバイオに興味を持つ知り合いは多数増えたのですが、DIYバイオに興味を持つ人は大きく2種類に分けられます。1種は「バイオ専門では無いか、以前やっていた人で、バイオにあこがれている人」そしてもう1種類は俺のようにガチガチに仕事でバイオをやっていて、それを自宅に持ち込みたい人。上から攻める人と下から攻める人の2種類いるのです。そして俺の側は極めて少ない。以前、アートとサイエンスが相いれないなどと発言して物議かましましたが、ようやく分かってきて、バイオアートと称して、寒天培地に菌増やして喜ばれても全く共感出来ない俺が特殊過ぎたわけです。世界ではDIYバイオとしてCRISPR使って自分のゲノム編集を自宅でやってみるというパフォーマンスかました人もいますが、あくまでパフォーマンス、なんか求めているものとちょっと違う。う〜ん、ただし俺でしか切り開けないワールドはある気がするので、もう少し探求してみます。

●物欲
 昨年度の収支をまだ書いてませんでしたが、大幅な赤字で大反省です。orz。今年から赤字分は翌年に持ち越したいと思います。今欲しいものは
chromebook、F1.4 30mmのレンズ、良いスーツケース、低温クッカー、まともな顕微鏡、3Dプリンター、屋上で使う掃除機、chromecast、プリンター、新しいスマートウォッチ。昨年買いまくっただけあって多くありません。
今年も物欲予算は月4万円、年間48万円(ただし2017年が10万円赤字状況なので年間38万円)でいこうと思います。無謀かなぁ。。。。赤字分チャラにしてリセットすべきか・・・・もう少し考えます。

●自宅
 昨年一年で自宅全体の自動水やりシステムは稼働し、防犯カメラも設置しました。自宅のDIYは一段落ついておりますが、今年は1階の庭を素敵な感じで緑化したいと思います。また屋上の一部に常設の屋根を付け作業スペース兼収納スペースにしたらどうかと考えています。

そして今年とりかかる必要は無いのですが子供が2人となったことで部屋が足りません(汗)、なぜ俺は3LDKで家を建てたのか。。。。このままではマイルームが無くなってしまいます。マイルームは3畳もあればOKなのですが、どこに増築出来るのか考える必要があります。う〜む。

●旅行
 昨年はツマ妊娠中につき、どこにも行けませんでした。今年は夏に沖縄本島のリゾートホテルに1回行けたら大成功かな。

●マネー
 昨年は仮想通貨で信じられないほど儲かった1年でした。まだ確定させてないですが、仮想通貨は引き続き数年は寝かせる予定です。リスクを取ってさらに10倍になる可能性に賭けます。
 また、あぶく銭が手に入ったので積極的にリスクあるお金遊びにチャレンジしてみたいと思います。数年前にファンドの友達に酒の席で言われたことがやっと理解出来てきました。お金は忌むべきものでも、汚らしいものでもなく、人生の友であり、社会の主役であると。色々やっていると良い社会勉強になりますしね。
 しかし一方で、日常の出費、飲み代がルーズになってきているので、今年はしっかりサイフをしめていきたい。家を建てる前にやっていた年間の貯金額の目標を決めてきちんと定期預金に移していく額をコントロールしていきたいです。

●ダイエット、スポーツ、オシャレ
 昨年は10年来失敗し続けていたダイエットに成功し、5kgほど減らすことに成功した良い一年でした。ただし11月時点でw。あれから2か月ほど体重計乗ってないw。リバウンドしてたら今年1年も同じ方法でもう一度痩せられるから怖くないねw。5kg痩せたら2年前からひっかかっていた尿酸値も綺麗に標準値に戻りました。

「必ず使い切るべき金額」として設定しているオシャレ予算は月5000円、年間6万円設定しているのに昨年は3万円しか使ってません。反省。余った3万円は繰り越して今年9万円、身の回り品を買いたいと思います。

スポーツは体重減って身軽になったはずなので毎週末のランニングのペースを10km/hぐらいまであげてみようかなと思ってます。

●削減
 昨年は何も減らせなかった1年でした。とりあえずクレカ1枚減らして、レンタルサーバー1つ減らしたい。サーバーとか自宅PCのデータ量は減らそうなどという考えは時間の無駄だから止めようかな。

●リスク管理
 昨年再開するはずだった災害用の備蓄が再スタート出来なかったので今年こそ再開したい。色々とレンタルサーバー、クラウド上データのバックアップがルーズになっているのできちんとバックアップをとっていきたい。
 そろそろ俺が突然死した時のためにツマが困らないように貯金などの目録を作っておくかなぁ。。。
 そういえば俺のエロデータはいつ死んでも良いように先日VeraCryptで暗号化済みですw

●子育て
 息子に仕掛けた「ドリルを1冊やるとオモチャが買ってもらえる」システムがうまく動いていますので、そのシステムを使い、机に向かう習慣をつけたい。とにかく早く、平仮名を読み書き出来るように持って行きたいです。読めるようになれば日常生活から色々吸収してくれるでしょう。
英語はどう進めようか、週に1時間ネイティブの先生とマンツーマンで遊んでいますが、この1時間を有意義にするためにはしっかり自宅での学習が重要と思います。今のところネイティブ目指すというよりはあくまでESL的学習になってます。あの時間を週2回に増やしたらパフォーマンス良さそうだとは思うけど親の負担的に難しいかも。

 与えるオモチャは動くものを中心に与えたいです。具体的にはレゴのモーターパーツと、電池&モーターむき出しの田宮系のキットを考えています。う〜ん、理系にしたいわけじゃないですがw。
 ほどほどにTVゲームをやらせるのは「ルールを理解させる」とか、脳の発達的には悪くないと考え中。Youtub漬けはクソAmazonがFire TVからYoutubeを締め出したおかげで終了しそうです。

●新規開拓
 料理を再開したい。朝30分早起きして朝食&自分のお弁当を作るのはどうだろう。これは、ツマだけに任せると息子の朝食はふりかけご飯とヨーグルト、晩御飯はお惣菜になりがちで食育的に良くないと思っているのの解消になるかも。
 英語学習で行っている1日2分のビデオログはもしかしたら日本語の説明能力向上にも良い練習になるかもと感じています。日本語でも1日2分ほどカメラに向かって話してみるか?
趣味で仮想通貨を発行してみたいなw。今年こそおっぱい募金に行きたいw。

皆さんはどんな戦略で2018年を過ごしますか?

(参考)2017年の抱負↓

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2017.08.26(健康(health)の383)

尿が濃くなる夏、急激に大きくなりやすい「尿路結石」 1日2リットル以上の飲水で排尿量を増やそう↑BTW

2週間後に健康診断、実は2年前から血液中の尿酸値がひっかかり気味なんだよね。

ただ、俺は夏はものすごく汗かいてあまり尿が出ない。これも濃度を上げる原因になっている気がする。
今週当たりから大量に水飲んで尿酸値対策したい。

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2016.12.19(社会(society)の449)

なんとASKAさんが不起訴処分、すり替えたお茶が反応したらしい↑BTW

ワケワカラン

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2016.10.13(ワイモバイル、PHS、ウィルコム(ymobile)の141)

ワイモバイル向けのLINEも使えるガラケー「AQUOSケータイ2(602SH)」登場、1週間以上連続駆動↑BTW

内部Androidらしいけど、Google Playどころか、おきまりのGoogle Mapなども使えないらしいので普通のガラケーだね。

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2014.06.24(健康(health)の248)

飲むと100倍に膨らむダイエット用カプセル「Gelesis100」を膨らませてみた動画↑BTW

う○こがモリモリ出そうだな。でも効果凄そう。

Gelesis100はベンチャー企業Gelesis社が開発しているダイエット・糖尿病治療用のカプセルです。
臨床試験で体重軽減効果が見られたと昨日発表がありました。↓
本職としては腸は怖いぞー。何かのきっかけで糸こんにゃく詰まって手術する人もいるからね。

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2014.04.17(おでかけ情報・旅行・恋愛・結婚・夫婦(travel)の467)

骨盤底筋を鍛えるための体操12週間でイくまでの時間が5倍に延長!↑BTW

前立腺癌の手術を受けた患者が尿失禁を防ぐために行う体操が効くらしい
いや、全然必死になってないからね!ニーズがあるかなと思って。

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2014.03.28(健康(health)の216)

有害と言われているBPAは、レシートの感熱紙に含まれており皮膚を通じて吸収されうる↑BTW

少なくとも、子供がガジガジして遊ばないようにしたい。

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2013.07.18(健康(health)の150)

クックパッド、「糖尿病用」「高血圧用」のレシピカテゴリーを新設↑BTW

これはイイネ!
個人の投稿したレシピを栄養士が病気の人向けにアレンジして公開したりしているみたい。

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2013.03.25(健康(health)の141)

海外では妊娠10週目以降なら尿検査で男女を判別出来る男女性別判定キットが売っている↑BTW

超音波診察で分かるのは12〜17週とのこと。個人輸入した場合、1個$29.95、送料$15.00

これどんな仕組み?Y染色体の検出なのかな?
Google検索したら中国のサイトの情報が多くて笑った。女の子だったら始末するのか?(^−^;

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2010.01.25(2010年ログ(iwant-2010)の16)

デジタルフォトフレーム兼、FMラジオ&MP3プレイヤーなど出来るタッチパネル端末な無線LANルーター「Rugby」

型番は「MZK-WDPR」インターフェースは液晶がQVGA、LANポートとUSBポートありでUSBデータ端末を挿すことも可能。好きなアプリをインストールしたりする機能は無いみたいだけど、誰かハックしそう。ファームウェア更新をガンガンやりそうな記述はある。

この手の端末はそのうち全部Android化しそうだな。楽天で最安値が22143円(送料込)って感じ。


2008.07.09(健康(health)の43)

血液中のふぇちゅいんAレベルが高い高齢者は糖尿病になりやすい(BIOTODAY)

よく由来を聞かれることがあるのでご参考にw

2005.06.05(2005年ログ(butsu2-2005)の85)

土曜日は遊ぶ予定の友達にドタキャンされたので引きこもっていました。
・京ポンとリナザウをケーブルでつないで使う方法について興味を持っている人が多いみたいですが
これ重要なので一応紹介しておきます。具体的には設定が再起動のたびに消えてしまうらしいのでその対処が必要って事
その他にもトップで紹介するほどではない情報もカテゴリーページに追加してますので、そっちも見てね

・リナザウをクロックアップ出来るスペシャルカーネルの話をメールでたくさん教えてもらいました。そんなものが(^^;
モバイルマップNaviに入会しました。月400円で地図ダウンロード放題。SDに保存しておけばリナザウでぐりぐりスクロールされて使える。
・このHPにトラックバックシステムを導入しようとがんばってます。
・スーパーで牛肉2000円も買っちゃった。BSEが怖い。日本の国民病といえば糖尿病ですが、アメリカの国民病はアルツハイマーと言われています。最近アルツハイマーとBSEの関係を問いただす研究報告がいくつかあり、怖い感じです。
・プログラムを本業としている友達にプログラムの事でほめられる。なぜかって言うと、俺がランダムで形成されるパスワードに「sex」ってつづりが入らないようにわざわざ除去している点が気に入ったらしいw。珍しいかな?
・カブを始めようと証券会社に口座開設依頼出しました。
・日曜日はアキバにお買い物です。どのMP3プレイヤー買うか決まらないので眠れない。自分用の20Gクラスのものと、妹用の5Gクラスのやつを買う予定なのですが、迷いまくりです。

 Keyword:リナザウ/11



2001.08.21((pancreas)の2)

異種のすい臓細胞を使って免疫拒絶の無い人工すい臓を作った↑BTW

京大再生研の井上一知教授らのグループは、正常なマウスのすい臓から取り出した細胞を異なる種類の糖尿病マウスに移植して、免疫抑制剤無しに糖尿病症状を改善する事に成功した。現在はブタの細胞をイヌに移植する実験を計画しており、将来はブタ細胞を用いてヒトの糖尿病患者の治療を目指す。
今回、研究者らが取った方法は、取り出したすい臓細胞を免疫に関する物質は通さないが、インスリンは通過出来る特別な高分子膜で覆い、それをさらに高分子繊維のメッシュの袋に入れ人工すい臓として皮膚の下に移植した。結果、移植されたマウスは免疫抑制剤を投与することなく、3ヶ月間糖尿病の症状が改善した。

最後に高分子繊維のメッシュで包むのにはどういう意味があるのでしょう?
炎症反応を激しくして血管を血管を引っ張ってくるのかな?

っていうか、マウスのすい臓ってどこ?誰か教えてー
脂肪と見分けがつきません。
俺のお腹の中もこんな感じで脂肪がつまってるのかなぁ。。。。

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2000.07.31((amrit-age)の3)

[[AGEs]]を分解することにより若返る事が出来る。(老化防止薬はできる?(日経サイエンス))↑BTW

老化の原因の一つは糖とタンパク質が結合して出来たAGEs(糖化最終産物)であるとの考えがある。通常、糖はエネルギー源として不可欠な存在だが、体内を循環している内に体内のタンパク質と強固に結びつき硬くて黄褐色の化合物となる、これが血管を硬くさせて動脈硬化を起こしたり、様々な組織を老化させる原因の一つだと考えられる。
これまで報告されている低いカロリーで生活すると老化が遅くなるというのもこれと関係があるかもしれない。Anthony Ceramiはアミノグアニジンを投与することによりタンパク質と糖の結合が抑えられ、糖尿病ラットや老化した動物を若々しく保つことが出来ることを発見した。

またメチルー3ーフェナチルチアゾリウムはいったん結合してしまったタンパクと糖の結合を切断する。
これを投与した高齢のアカゲザル、老犬は目覚ましい成果をあげた。

なんかとっても効果ありそう。。。。。。
甘い物は食べない方がいいのかな?前半の糖とタンパク質の結合を抑制する薬というのは副作用があまりなさそうだけど、後半の糖とタンパク質の結合を切断する薬は副作用が心配だ。
うちの試薬棚にアミノグアニジンあったっけ?ふっふっふ

今度から年上のおねえさん口説く時は、若返る薬あるよ〜♪って作戦で行こう♪
ひひひ

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2000.05.01((pancreas)の3)

遺伝子導入によりマウスの肝臓に膵臓の機能を与えた。↑BTW

 インスリンは血液中の糖分が高くならなくするために必要な物質であり、これは通常膵臓のβ細胞で作られている。糖尿病患者の一部はこのインスリンがうまく作られないことが原因である。今回、この研究者達は膵臓のβ細胞でインスリン生産を指示する遺伝子である「pdx-1」を持つアデノウイルスを用いてこの遺伝子を肝臓に導入した。

 導入されたマウスの肝臓ではインスリンが作り出され、血中のインスリン濃度を300%上昇させ、また実験的に作り出した高血糖のマウスの症状を改善させた

  • Pancreatic and duodenal homeobox gene 1 induces expression of insulin genes in liver and ameliorates streptozotocin-induced hyperglycemia.(Nature Medicine vol.6 no.5 p.568-572)

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1996.04.01((amrit-age)の2)

AGEs阻害剤アミノグアニジンで老化抑制↑BTW

ミネソタ大学の研究者らは、老化に伴い体内に蓄積していき、老化の原因になっていると考えられているAGEsの蓄積を防止する薬剤「アミノグアニジン」を投与することで加齢に伴う様々な体内組織の老化現象を抑制することが出来ることを示した。
糖尿病では無いメスのラットの飲み水に0.1%のアミノグアニジン(AG)を入れ18ヶ月にわたって観察したところ、この期間中に通常のラットでは心臓、動脈、腎臓でAGE蓄積量が著しく増大するが、AGを投与したラットでは蓄積が抑制されていた。実際に老化に伴い起こる血管拡張能力も改善し、心臓の肥大も抑制された。また腎臓でのAGE排泄能力も若い状態が維持され、通常は老化に伴い腎臓内でげんしょうしていくネフロンという組織も保たれた、また老化に伴うタンパク尿も著しく減少した。
このようにアミノグアニジンを持続的に飲むことで加齢に伴う様々な老化現象を抑制できる事が示された。

げっ、売ってたよ(笑)

9gで25ドルだって。人間の一日の飲み水が2リットルとして0.1%入れるには一日2g飲めば良いから、一日600円ぐらい?買ってみようかな。。。(^^)
君も1日600円で不老不死だーーー

あっ、当HPの内容を信じて痛い目にあっても当方はなんの責任も負わないので自己責任で(笑)

このアミノグアニジンは他の記事で紹介しているAGE分解剤とは異ななりAGEsの蓄積を抑制する薬剤だから若い内からずっと飲み続けないと効果無いと思うぞ。

  • Prevention of cardiovascular and renal pathology of aging by the advanced glycation inhibitor aminoguanidine. PNAS vol.93 p.3902-3907

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2017.09.01((diet)の103)

史上最大の薬害事件?ノンカロリー人工甘味料は逆に太りやすく、高血圧、糖尿病、心臓病、各種メタボ病リスクを上昇させる。↑BTW

 「アスパールテーム」などのノンカロリーの人工甘味料はカロリー摂取を減らす目的で世界中で広く使われていますが、その長期的な健康への影響は不明です。研究者らはこれまで報告された多数の研究を調べるメタ研究を行ったところ、太りにくいどころか様々な健康への悪影響が報告されていることが分かりました。

 研究者は調査にあたり、対象者をランダムで選んでいたりする信頼性の高い試験のみをピックアップしています。1万1774の研究報告の中から、7つの試験(参加者1003名、6ヶ月間追跡調査)と30の調査(40万5907人を調査、10年間追跡調査)をメタ解析した結果、人工甘味料はBMIに与える有意な影響はないか若干BMI増加に働いており、逆に体重、ウエストの太さ、肥満発生、高血圧、メタボリックシンドローム、2型糖尿病、心血管障害の発生に関連している傾向が確認されました。

 人工甘味料がこのような悪影響を起こすメカニズムは諸説報告されています。摂取により糖分を摂取した時と同様にエネルギーため込みを指令するインスリンの分泌を促し、逆に低血糖状態を作り出し食欲を増進する、腸内細菌を変え、太りやすい体質にしてしまうなど様々です。

大企業も「ダイエットコーク」なんて名前でドリンク売るのは止めないとそろそろ訴えられるかもしれませんね。

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2017.04.20((kidney)の6)

フルマラソンは「心臓手術」と同じくらい「腎臓」にダメージを与える。回復まで2〜3日↑BTW

 急性腎障害は重傷度でいくつかのステージに分類されます。ステージ1は血液中のクレアチニンレベルが1.5〜2倍に上昇した状態、ステージ2は2〜3倍に上昇した状態です。

 今回、研究者らは22人のマラソンランナー(平均年齢は44才、41%が男性)の血液サンプルを集めました。するとマラソン直後に82%のランナーでステージ1のクレアチニンレベルの上昇が見られ、さらに重篤な腎臓ダメージを示す腎尿細管細胞の尿中への流出が2.73%で見られました。他の腎障害のマーカーもマラソン後1日をピークに有意に上昇していました。

 いずれも回復する程度のダメージのようですが、マラソン後は十分な休息をとることが重要です。

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2016.10.20((supplement)の30)

カルシウムはサプリメントで摂取するとむしろ有害、骨に届かず血管に蓄積↑BTW

アメリカ・ノースカロライナ大学の研究者らは5448人の健康な人(男女半々、年齢45〜84歳)を調べ、その中の2742人について、心臓疾患リスクの指標である血管へのカルシウム沈着量「CAC(Coronary Artery Calcification)」を10年の間隔を開けて2度測定しました。

調べた人を下記の4つのグループにわけ分析したところ
グループ1313 mg/day
グループ2540 mg/day
グループ31168 mg/day
グループ4 2157 mg/day

CACの量は全体としてはカルシウムの摂取量が多い方が少ない傾向、すなわち心臓疾患のリスクが少ない傾向にあありましたが、次にカルシウム摂取量を
(1)食事から多くカルシウムを摂取している人
(2)カルシウムサプリメントから多くカルシウムを摂取している人
に分けて分析したところ、(2)のカルシウムサプリメントに頼っている人では10年間でCACの増加傾向が多いことが分かりました。

カルシウムは食事から摂取しても、カルシトニン、ビタミンD、PTH(ホルモンの1種)などの骨に取り込ませるシグナルが無いと体内で不要な所に蓄積し健康に害をなすことが知られています。特に高齢者では不要なカルシウムの尿からの排泄機能も弱いという問題があります。これらが合わさり摂取したカルシウムが骨に行かず血管に蓄積してしまうと考えられます。

ちなみに、かといってカルシウム摂取量が少なすぎると骨から溶け出したカルシウムが同じように健康に害をなすことも知られています。

食事から健康的に適量のカルシウムを摂取するのが良いという難易度の高い問題のようです。

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2016.06.15((diet)の92)

アメリカで承認されている5種類の医療用ダイエット薬の1年でどれぐらい痩せるかメタ比較結果。いずれも効果あり↑BTW

 アメリカでは現在「医療用のダイエット薬」が5種類あるそうです。しかしこれらの5種類の体重減少効果の優劣はハッキリしていません。今回、アメリカの医師らがこの5種類のダイエット薬の臨床試験をメタ比較(発表された論文のデータを比較する)し報告しています。

 比較した5種類のダイエット薬はオルリスタット(orlistat), ロルカセリン(lorcaserin), ナルトレキソン/ブプロピオン(naltrexone-bupropion), フェンテルミン/トピラマート(phentermine-topiramate)、リラグルチド(liraglutide)。

 合計で28の臨床試験から29018人の患者(平均年齢46歳、女性74%、平均体重100.5kg,平均BMI=36.1)が服用した結果を抽出し比較したところ、1年間の体重減少の平均値は
成分の名前製品名1年間で平均どれぐらい痩せるか
オルリスタットゼニカル/アーライ(xenical/Alli)2.6kg
ロルカセリンベルビーク(BELVIQ)3.2kg
ナルトレキソン/ブプロピオンコントレイブ(Contrave)5kg
フェンテルミン/トピラマートキューネクサ(Qnexa)8.8kg
リラグルチドビクトーザ(Victoza)5.3kg
でした。いずれの薬も1年間で5%の体重減少を実現する程度の効果があるそうです。強いていえばリラグルチドとナルトレキソン/ブプロピオンが高い効果とのこと。

 これらの薬はいずれも日本では「ダイエット薬」としては承認されておらず使うことは出来ませんが、オルリスタットは以前、当サイト管理人が個人輸入して使ってみた結果を下記に報告しています↓。

 リラグルチドは自分でペンタイプの注射器で注射するタイプの糖尿病の薬として日本でも処方されています。その他の薬はいずれも「向精神薬」に分類される薬でして脳に作用し食欲を減らします。

 日本未発売の薬でもその気になれば個人輸入で入手することは可能です。個人が使用する目的での医薬品個人輸入は違法ではありませんが自己責任で。

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2016.03.07((amrit)の86)

学術雑誌Nature Medicineで「老化抑制」という「副作用」が知られる薬まとめ
Drugs targeting molecular players of aging↑BTW

 老化とは何でしょうか?最新科学では「老化」が人体が古くなったという単純な現象ではないことを明らかにしています。ある特定の仕組みによって老化が進行しているようなのです。実は、すでに発売済みの薬や開発中の薬の中にはその老化を促進する仕組みをブロックし、結果として老化を抑制する副作用が報告されているものが数多くあります。そういった報告の多くは今のところ動物実験でのみ検証されており、大勢の人間が参加した大規模な「臨床試験」によって人間での効果が証明された薬は未だありません(もし、あったら既に皆飛びつきますよね?)。

今回、Nature Medicineという医学界で最も有名な学術雑誌がそのような薬のまとめ記事を掲載しています。

以下が記事中で取り上げられていた薬を表にしたものです。

薬の名前ターゲット(薬が作用する体内の分子)現在、何の用途に使われている薬か知られているリスク
ラパマイシン(Rapamycin)mTORC1mTORC2抗ガン剤、メタボ薬、心臓病薬免疫抑制、インスリン抵抗性、白内障
メトホルミン(Metformin)ミトコンドリアのAMPKmTOR糖尿病薬不明
レスベラトロール(Resveratrol)SIRTAMPK肥満予防不明
Anti-CGRPCGRPやCGRPレセプター偏頭痛、メタボ薬、抗炎症薬痛覚の鈍化、低体温
食事中のメチオニンを制限メタボ対策脂肪肝、体重減少、鬱
Lilly社のLY2405319、Amgen社のペプチド薬IISFGF-21klothoPAPP-Aを減らすメタボ対策骨密度減少、高血糖、インスリン抵抗性

ラパマイシンメトホルミンレスベラトロールFGF-21に関してはこのサイトでも以前に紹介しています。下記は以前紹介した記事へのリンクです。

 大きなキーワードとしては「炎症」「代謝」でしょうか。

 人体は加齢に伴い「弱い炎症」が持続的に発生するようになり、この炎症が老化を促進する要因になっていると考えられています。たとえば鎮痛剤であるアスピリン(バファリン)や、nordihydroguaiaretic acid (NDGA; also called masoprocol)を投与することで平均寿命が8〜12%延びることが動物実験で報告されています。

 さらに、炎症により作られ、結果、加齢とともに血中に増えていくCGRP(Ccalcitonin gene-related peptide)という物質を減らすだけで寿命延長効果があることが報告されています。具体的には、この物質を持たないように遺伝子改変された動物は長寿になります。他にも、CGRPの受容体をブロックする低分子薬や抗体を投与し不老長寿的な効果を示させる研究が報告されています。

 また「カロリー制限」を行うことで多くの動物で寿命が延長することが報告されています。当初は、カロリー制限により無駄なエネルギー消費が低下しDNAを損傷する活性酸素の発生が抑えられる効果が寿命延長につながると考えられていましたが、近年これだけではなく、どうやら「低カロリー」時に細胞内で発生するシグナル自体に寿命延長効果があることが分かってきました。そして、代謝に作用する薬のいくつかが寿命に影響することが報告されています。たとえば代謝に深く関わる「インスリン」や「IGF-1」に関わる薬です。

 IGF-1が生まれつき少ない遺伝子改変動物は長寿命であることが報告されていますし、IGF-1を分解する働きのあるkotho遺伝子を増やした動物も寿命が延長します。またFGF-21やリリー社が開発中のLY2405319はIGF-1を阻害し寿命延長効果があるかもしれません。

 もっと簡単なメカニズムとしては食事中のメチオニンを減らすことで寿命が延長することが、酵母、線虫、ハエ、ネズミで報告されています。人間においても食事中のメニオニンを減らす作戦の他に、メチオニンが人体に吸収されにくくなる働きの薬が開発出来れば、寿命延長効果が期待出来ます。

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2016.01.13((year)の8)

Nature Medicineの選ぶ2015年に新しく開発された注目の新薬達まとめ↑BTW

 今年も多数の新薬が世の中に登場しています。また既にある薬の組合せにより強力な治療効果が得られるコンビネーション薬が新薬として多数認可されています。さらに、3Dプリントされた錠剤、ウイルスによる癌治療法なども認可されています。日本の製薬会社の名前はどこにもありませんねぇ。

また、これらの薬はいずれもアメリカで認可されたものですので日本で認可され、処方されるようになるにはしばらく(数年〜)かかります。

PCSK9 inhibitors


 アメリカにおいて新しい作用メカニズム(PCSK9阻害)の2つのコレステロール低下剤が認可された(サノフィ社のPraluent (alirocumab)とアムジェン社のRepatha (evolocumab) 。これまで一般的に使われていた「スタチン」でコレステロールを下げることが出来なかった患者にも効果があることが報告されている。ただしこれらの新薬は高値が付けられており1年間の費用は160万円ほど。

Opdivo


 BMS社の免疫治療抗体医薬「オプジーボ」が非小細胞癌で認可された。オプジーボはPD-1をブロックし免疫機能を増強する働きを持つ。オプジーボは既に皮膚癌(メラノーマ)で認可されている。

Cosentyx


 Novartis社の抗IL-17Aモノクローナル抗体「 Cosentyx (secukinumab)」が認可された。これは乾癬(かんせん)の症状を強力に抑制することが出来る。乾癬患者は世界に4000万人。Cosentyxは炎症性サイトカインである血液中のIL-17Aに結合し、その作用をブロックすることで薬効を果たす。Novartis社はCosentyxの使用を乾癬を原因とした関節炎にも広げようと計画中。

Zarxio


 Sandoz社のZarxio (filgrastim-sndz)がアメリカ初のバイオ医薬の後発医薬(バイオシミラー)として認可された。Zarxioは膨大な利益を上げているAmgen社のサイトカインG-CSFを主成分とする医薬品「Neupogen (filgrastim)」の後発薬。

 Zarxioは白血球を増やす働きがあり、癌の治療のため抗ガン剤を投与されている患者の感染防止のためや、骨髄移植を受けた患者に投与される。Amgen社はこの薬の承認を妨害してきたが、結局、法廷で破れZarxioが発売されることとなった。

Entresto


 Novartis社の心不全治療薬Entrestoが承認された、これは2種類のアンジオテンシン受容体ネプリライシン阻害薬が含まれている薬、これまで使われてきたACE阻害剤enalaprilよりも20%効果が高いことが臨床試験で確認されている。欧州でも発売承認が予定されている。

C型肝炎治療のためのコンビネーション


 2種類のC型肝炎治療のためのコンビネーション薬が承認された。
  • 4型型肝炎ウイルス治療のためのAbbVie's Technivie (ombitasvirとparitaprevirとritonavir)とribavirin(未承認の薬)
  • 3型C型肝炎ウイルス治療のためのBMS社のDaklinza (daclatasvir) とsofosbuvirの混合
どちらもインターフェロン無しでの治療を可能とする。

Orkambi


 BMS社のOrkambi (lumacaftorとivacaftorの混合薬)が遺伝性の病気、嚢胞性線維症(cystic fibrosis)を治療可能な薬として初めて認可された。

Jardiance


 2014年に承認されたEli Lilly社とべーリンガー社の2型糖尿病治療薬Jardiance (empagliflozin)が心臓麻痺のリスクを14%低減し、この薬を飲んでいる患者の心臓トラブルによる死亡者数を40%減らすことが報告された(N. Engl. J. Med., 10.1056/NEJMoa1504720, 2015).この薬はSLGT2阻害剤

Spritam


 Aprecia社による3Dプリントされた初めての錠剤薬「Spritam (levetiracetam)」がFDAで認可された。この薬は3Dプリント技術による多孔構造を持っており、少量の水で急速に溶ける。また大量の薬物を1錠に含めるのにも有用だそうだ。この薬は「てんかん」の症状を抑える薬で服用後迅速に効くことが望ましい。

Imlygic


 癌を殺すウイルス治療Imlygic (talimogene laherparepvec)が初めてFDAに認可された皮膚癌やリンパ腫が適用。

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2015.12.02((amrit)の84)

医薬業界で噂の「糖尿病薬メトホルミンが寿命を延ばす」が本当かどうか調べる大規模臨床試験が始まる↑BTW

糖尿病薬「メトホルミン」は糖尿病患者に処方される一般的な薬ですが、癌を治したりとか様々な良い副作用が報告されています。

その中の一つが寿命を延ばすというもの↓統計をとると糖尿病になりメトホルミンを飲んでいる人の平均寿命が、健康な人よりも長かったというもの。
これが本当ならメトホルミンを作っている会社は大もうけ出来ます。ただし寿命を延ばす目的でメトホルミンを売るなら、その効果が本当か、厳しい医薬規制当局(アメリカではFDA、日本では厚生労働省)の審査をパスしなければいけません。今回行われるのはそのための健康なボランティアにメトホルミンを飲んでもらう試験です。

試験ではアメリカで3000人の健康な70〜80歳のボランティアを雇い、60億円をかけて5〜7年間メトホルミンを飲んでもらうという試験です。

(※注意、下記のタイトルにあるように120歳まで伸びるなんて証拠はありません。ちょっとだけ伸びるという統計データがあるだけです)

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2015.06.05((cancer)の58)

糖尿病の薬「[[メトホルミン]]」が「免疫疲弊」を解消し、癌治療効果を大幅に高める可能性が報告される↑BTW

 癌の治療には、外科手術で癌細胞を除去したり、抗ガン剤を投与して癌細胞を攻撃したりなど様々な方法がありますが、治療効果を高めるには身体の免疫機能の働きが非常に重要です。

 そもそも癌細胞が免疫機能からの攻撃を回避して体内で増殖してしまう原因の一つは、身体の免疫機能が長い癌細胞との戦いの末に「疲弊」して攻撃の手を弱めてしまうことが癌が治りにくい理由の一つとして知られています。

 今回、岡山大学の研究者らが、マウスを使った実験で、二型糖尿病の治療薬として広く使用されている「メトホルミン(metformin)」という薬が免疫疲弊を解消し、癌治療効果を高めることを報告しています。

 マウスの実験では、0.2mg/mLの濃度のメトホルミンを飲料水に混ぜた場合にも効果が得られています。過去の実験結果を参考にすると、もっと高濃度のおよそ1 mg/mL〜5mg/mLの濃度で飲料水に混ぜた場合に一般的な二型糖尿病患者で服用する場合と同じ程度の血中薬物濃度になるようですから、単純計算で糖尿病治療のために飲む量の1/5量程度を飲めば効果が出る可能性を示しています。

 メトホルミンは生命に関わるような副作用が出ない事が知られた薬です。この治療法が人間の治療に公に応用されるためには安全性確認など長い年月がかかるでしょうが、もし今、自分が癌になって既存の治療方法の効きがイマイチだったら勝手にメトホルミンを入手して飲むかも。失うモノは無いわけですから。

 かかりつけの医師に下記報告を紹介して、メトホルミンを自己責任で飲みたいと言うのも手かもしれません。保守的な医師で無ければ処方してくれるかも。また、メトホルミンは自己責任で個人輸入して入手することも可能です。

ふと思ったのですが、この研究結果が人間でもなりたつなら、糖尿病患者が癌になりにくいという統計データがありそうな気がします。

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2015.02.04((exercise)の17)

長生きのためには週に合計1〜2.4時間のジョギングがベスト、長すぎても短すぎてもダメ↑BTW

 デンマーク・コペンハーゲンに住む1098名のジョギングを日課とする人と、3950名のジョギングしない人を2001年から15年間に渡り追跡調査した結果が報告されています。年齢と性別、喫煙の有無、アルコール摂取の有無、教育、糖尿病の有無を合わせて比較するとジョギングしない人394人中120人が死亡(約30%)なのに対し、軽いジョギングをする人570人のうち死亡していたのは7人のみでした(約1%)。

 1週間に運動する回数は1〜3回まで大きな差は無いようです。私はちょうど1週間に1時間程度ジョギングしているのでちょうど良い感じかもしれません。

 まあ、この手の健康に関するニュースは多いですが注意しないといけないのは、ジョギングを続けられる人はそもそも健康な身体を持っていると思われる点です。「長生きできる人がジョギングする傾向にある」という原因と結果が逆の可能性もあり、無理にジョギングして死亡リスクを下げられるかどうかは少し疑問があるかもしれません。

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2015.01.30((diet)の84)

日本人などアジア人はBMI23以上で糖尿病検査が必要との報告、BMI25以上って条件が当てはまるのは西洋人のみ
Japanese should keep BMI under 23↑BTW

が〜ん、ギリギリをキープしていたつもりが。。。。。。

 これまで太りすぎで糖尿病の恐れがあるのはBMI25以上と考えられてきましたが、最新の研究によるとBMI25以上という条件が当てはまるのは西洋人であり、日本人を含むアジア人に関してはBMI23以上で糖尿病の恐れが高まることが報告されています。

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2015.01.19((diet)の83)

アメリカで糖尿病薬「リラグルチド」が「肥満治療用途」でも承認。販売元は今年から営業500人を動員して売り込み↑BTW

 日本でも販売されている1日1回自己注射の2型糖尿病治療薬「リラグルチド(製品名:ビクトーザ)」がアメリカで肥満治療薬として承認されました。

 臨床試験の結果を見ると、この薬を毎日注射して、1日500kcalの食事制限をすることで平均すると毎週1kg体重を減らすことが出来るようです。

 肥満の人は毎日自分で注射して治療する時代が日本でも近いうちにやってきそうです。

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2014.12.24((year)の3)

Nature Medicineの選ぶ2014年の研究の進歩↑BTW

  • 急性骨髄性白血病(AML)の多くの患者に共通して見つかる遺伝子変異(DNMT3AとNPM1c)が明らかになった。これらをターゲットにした治療法、予防法の開発が期待出来る。
  • 血管がどのように骨を成長させるかのメカニズムが明らかになった。
  • T細胞やB細胞などの獲得免疫とは異なるメカニズムで自然免疫担当だと思われていた単球・マクロファージが免疫的に「訓練される」ことが明らかになった。この訓練はエピジェネティクスと転写制御が関わっている。
  • 成体幹細胞がこれまで考えられていた以上の可塑性を持っていることが明らかになった。たとえば成体幹細胞からインスリンを分泌するβ細胞そっくりの細胞を作り出すことが可能だった。
  • 多数の患者の遺伝子解析により統合失調症を発症しやすくなる遺伝子のパターンが明らかになった。それらは1つでは無く多数あり、それらの積み重ねで発症確立が上昇する。
  • エイズ患者から細胞を摘出してHIVウイルスに耐性を持つように遺伝子改変をして体内に戻す実験が成功した。
  • FGF1の投与で2型糖尿病が治療可能であることが報告された。
  • 若いマウスと年老いたマウスの血管をつなげるだけで年老いたマウスの認知能力が回復することが確認された。これらはCrebシグナルの活性化が原因と見られた。一方別のグループの研究ではGDF11という若い脳に大量にあるタンパク質を投与することで、年老いたマウスの嗅覚を改善し、筋力を改善することが報告された。
  • リンク(www.nature.com/nm/jo...)35イイネ 122 Tweet
  • Vascular and Neurogenic Rejuvenation of the Aging Mouse Brain by Young Systemic Factors 3 Tweet
  • Restoring Systemic GDF11 Levels Reverses Age-Related Dysfunction in Mouse Skeletal Muscle 9イイネ


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2014.11.21((supplement)の29)

毎朝1グラムのウコンを摂れば前糖尿病患者の記憶力低下を防ぐ事が出来る↑BTW

 ウコンの成分「クルクミン」に様々な健康作用があることが知られています。今回、台湾の研究者が毎朝1グラムのウコンを摂るだけで、前糖尿病患者で起こる記憶力の低下を防げることを報告しています。

 ウコンの持つ様々な健康作用や、日本で有名な二日酔い予防作用も肝臓の代謝機能を向上させエネルギー代謝を高める作用です。今回の結果は前糖尿病で起こる記憶力の低下がウコンで改善出来るエネルギー代謝やインスリン抵抗性を原因としているという新しい知見も示しています。

 ウコンの成分クルクミンはウコン中3〜6%含まれているそうです。「ウコンの力」1本には0.03グラムのクルクミンが含まれると記されており、これはウコン1グラムに相当します。ウコンの力を毎日飲むと少し高く付きますが、もっと安い錠剤も多数売られています。

 本サイトではウコンの吸収を劇的に高めるピペリンについて以前報告しています。

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2014.10.31((supplement)の28)

オレガノ、マジョラム、ローズマリーなどのハーブには糖尿病治療薬と同じ作用を持つ成分が含まれている
Bioactive Compounds from Herbs Inhibit a Molecular Target for Type 2 Diabetes Management↑BTW

 オレガノ、マジョラム、ローズマリーなどのハーブにはフェノールやフラボノイドなどの身体に良い成分が大量に含まれていますが、これらの成分にはさらにDPP-IV阻害剤やPTP1B阻害剤などのインスリン分泌を促す糖尿病治療薬と同じ作用があると報告されています。

 特に自宅で栽培したフレッシュにはハーブには市販の乾燥ハーブよりも大量の薬効成分が含まれているとのことです。報告を行ったのはアメリカ・イリノイ大学の研究者ら。

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2014.10.27((infection)の22)

[[エボラ]]出血熱の治療方法に関する報告。1日10リットルの輸血を3日行えば峠は越え通常の集中治療室治療で治せる。↑BTW

 西アフリカのシエラ・レオネとドイツのハンブルグにおいて実際に治療を行った医師による報告です。治療中には敗血症、呼吸器障害、脳障害など様々な合併症が起こるけども、毎日10リットルの輸血を3日間続け、様々な抗生物質を投与、呼吸サポート装置の使用を行えば、まだ認可されていない試験的な薬物を使わなくても回復可能とのことです。

 培養による確認では血液中では14日、尿中では26日目以降はウイルスは検出されないとのこと。PCRによる遺伝子検査では1ヶ月後にもウイルスのRNAが検出されることはあるようです。

 治るとはいえ、1日10リットルの輸血が必要とは症状は凄そうですね。

  • A Case of Severe Ebola Virus Infection Complicated by Gram-Negative Septicemia.N Engl J Med. 2014 Oct 22.PMID:25337633

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2014.09.18((diet)の80)

人工甘味料はカロリーは無いけど、腸内細菌を介してインスリン抵抗性を引き起こし太りやすくする
Artificial sweeteners induce glucose intolerance by altering the gut microbiota↑BTW

 イスラエルの研究者が人間とマウスを使った実験で人工甘味料が腸内細菌のバランスを崩し太りやすくすることを実証しました。人工甘味料は体内に吸収されませんので直接的なカロリーはありませんが、腸内細菌のバランスを崩し、インスリン抵抗性を引き起こすことで日常的な血糖値が上昇、太りやすくなるそうです。

 今回の結果は人工甘味料にはカロリーが無いけど体質を操作して「太りやすい体質」に変える作用があることを意味しています。

 また、人工甘味料を与えたマウスの糞を別のマウスに移植するだけで、移植されたマウスの血糖値が上昇することも確認され、この現象が腸内細菌を介して起こっていることが分かっています。

 実際に380人を対象とした調査を行うと、人工甘味料を多く摂取する人は摂取しない人に比べ、体重が重く、おなか周りも太く、血糖値や糖尿病に関係する血液指標が高い事が確認されたそうです。

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2014.03.04((lifestyle)の22)

レジ打ちの仕事は危険?感熱紙を2時間触り続けるだけで、尿中から検出される[[BPA]]([[ビスフェノールA]])の濃度が上昇する↑BTW

 BPA(ビスフェノールA)は古くから使われている化学物質で塗料として今でも様々な用途に使用されていますが、近年、BPAが大人の生殖能力や子供の神経発達などに悪影響を及ぼすことが報告され問題となっています。

 これまで注目されていたのは主に、食品包装紙やプラスチック容器などを通じて食事から入ってくるBPAであり、BPAを含まない食器・食品包装容器の使用が推奨され、国産の食品なら対策が進んでいるはずです。しかし、今回、アメリカ・シンシナティ子供病院のEhrlichらは、レジなどで使われる感熱紙に注目し驚くべき結果を報告しています。

 研究者らは24人のボランティアを雇い、実験を開始する前の尿サンプルを採取し、その後、感熱紙を2時間触り続けてもらいました。その後、再び尿サンプルを採取し、尿中のBPA濃度を調べました。

 実験開始前の尿サンプルでは83%(20人)の尿からBPAが検出されました。これはBPAが日常生活のいたるところで使われているためです、そして2時間感熱紙を触り続けてもらった後では全員の尿中からBPAが検出されました。これは感熱紙に含まれるBPAが皮膚を通して吸収され体内に入っていることを示しています。

 濃度を比較すると、実験前は尿中の平均が1.8μg/L、触った後は5.8μg/Lでした。濃度は実験後12時間経過しても高く、24時間後には低下していきました。

 BPAの有害性に関しては多数の報告がありますが、例を挙げると↓の研究では血中濃度が0.6μg/L以下の人に比べ、1.6μg/L以上の人は妊娠中に流産する確率が1.83倍高いことが報告されています。またサルを用いた研究では、従来考えられていたよりも低い濃度で胎児に悪影響があることが報告されています。

 感熱紙を触り続ける機会が全く無い人もいれば、スーパーのレジで働いている人などは日常的に触る環境にあるはずです。こういった人は手袋をして仕事をした方が良いかもしれません。

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2013.12.11((year)の2)

医学界No1の学術誌Nature Medicineが選ぶ2013年の医学の重要な進歩8つ↑BTW

 医学界No.1の権威ある学術雑誌Nature Medicineが今年の重要な医学の進歩を8つの分野について紹介しています。

 8つの分野は「再生医療」「免疫学」「マラリアワクチン」「若返りホルモン」「新たな鎮痛メカニズム」「ゲノム書き換え技術」「癌細胞の悪性化メカニズム」「糖尿病治療ホルモン」です。

Nature Medicneは毎年この手の発表をしており、2012年、2011年の内容は下記で紹介しています。


★再生医療:体内でiPS細胞を作れるようになった
 初めてiPS細胞の作成に成功したのが2006年、その後、急速に研究が進んでいますが、今年、スペイン・マドリードの研究者により、マウスの体内でiPS細胞を作り出せることが報告されました。

 この細胞は、血球細胞や、消化管、すい臓、腎臓の細胞などから作り出されますが、これまで作られていた培養皿中のiPS細胞よりもES細胞に近い特徴を持っており、容易に臓器形成を始めます。研究者はこの現象を分析していくことで、培養皿中で様々な臓器を作り出す手がかりを得られるかもしれません。

  • Reprogramming in vivo produces teratomas and iPS cells with totipotency features.Nature. 2013 Oct 17;502(7471):340-5. PMID:24025773
★免疫学:自然免疫の謎の解明が進んだ。
 人間の身体には2種類の免疫があります。自然免疫と獲得免疫です。自然免疫は体内に入ってきた異物をとりあえず攻撃する役割を担い、獲得免疫は以前に入ってきた異物を強力に排除する役割を担います。

 自然免疫を担うリンパ細胞(innate lymphoid cells)は単純に異物を攻撃するということだけでなく、腸内細菌とうまくやっていくために必要だったり、細菌感染が起きた時にどれぐらいの強さで攻撃うるかといった免疫の調製機能なども担っていますが、非常に様々な種類の細胞がありその全容ははっきりと分かっていません。

今年、それらの理解が急速に進みました。たとえばグループ2と呼ばれるIL-5やIL-13を出す細胞が腸内細菌とyまくやっていくのに必要な事や、グループ3と呼ばれるIL-17やIL-22を出す細胞が細菌感染時の好中球の集合をコントロールしていることが分かりました。

  • Innate lymphoid cells regulate CD4+ T-cell responses to intestinal commensal bacteria.Nature. 2013 Jun 6;498(7452):113-7.PMID:23698371
  • Type 2 innate lymphoid cells control eosinophil homeostasis.Nature. 2013 Oct 10;502(7470):245-8.PMID:24037376
★ついに実用的なマラリアのワクチンが出来そう
 人類は40年も前に、放射線照射したマラリア原虫を持つ蚊数千匹に刺させるとマラリアに感染しなくなるという現象を発見し、ワクチンを開発可能なであることは分かっていましたが、これを多くの人に簡便に投与出来るワクチンは開発出来ていなかった。

 今、最新のワクチンが開発の最終ステージにありついに発売されそうです。このワクチンは開発試験では5ヶ月〜17ヶ月の投与されたボランティアがマラリアに感染する確率を半分に減らしています。
  • Protection against malaria by intravenous immunization with a nonreplicating sporozoite vaccine.Science. 2013 Sep 20;341(6152):1359-65. PMID:23929949
★年老いて肥大した心臓を若返らせるホルモンが見つかる
 若いマウスと年寄りマウスの血管をつなぐと、年老いたマウスが若返りますが、この仕組みが解明されました。若いマウスの血液中に含まれるGDF11(growth differentiation factor11)という新発見のホルモンが年老いて肥大したマウスの心臓を若返らせ、たった4週間で若いマウスのように引き締まった心臓に戻すことが示されています。実際に人工的に作ったGDF11を注射するだけでも同じ効果が得られており将来、このメカニズムの薬が開発されることでしょう。
  • Growth differentiation factor 11 is a circulating factor that reverses age-related cardiac hypertrophy.Cell. 2013 May 9;153(4):828-39. PMID:23663781
★新たな痛みを感じるメカニズムが解明される
 人間が痛みを感じる時は普通は炎症性サイトカインや免疫細胞が痛みの原因物質を作り出します。このメカニズムを遮断することで痛みを減らす薬はありますが、なぜかある種の細菌感染ではこの薬の効果がありませんでした。今回、こういった細菌感染では細菌自身が痛みを感じさせる物質を作り出していることが分かりました、これまで効果が無かった患者に投与することが出来る新しい鎮痛剤の開発が期待されます。
  • Bacteria activate sensory neurons that modulate pain and inflammation.Nature. 2013 Sep 5;501(7465):52-7. PMID:23965627
★ゲノムを書き換える技術が進む
 ゲノムを直接編集する技術が進んでいます。CRISPR/Cas9は細菌感染に対する免疫システムで働いている酵素ですが、これを用いてヒトの細胞の中の好きな配列を別の配列に書き換える実験が成功しています。この技術により人間の遺伝子の40%の部分は自由に編集可能になります。

 すでにこの技術を使って魚やマウスの遺伝子をワンステップで書き換え、遺伝子組み換え生物を作り出せることが示されています。

  • Multiplex genome engineering using CRISPR/Cas systems.Science. 2013 Feb 15;339(6121):819-23. PMID:23287718
  • RNA-guided human genome engineering via Cas9.Science. 2013 Feb 15;339(6121):823-6. PMID:23287722
  • Efficient genome editing in zebrafish using a CRISPR-Cas system.Nat Biotechnol. 2013 Mar;31(3):227-9. PMID:23360964
  • One-step generation of mice carrying mutations in multiple genes by CRISPR/Cas-mediated genome engineering.Cell. 2013 May 9;153(4):910-8.PMID:23643243
★ガン細胞が悪性化していく様子が詳細に観察出来るようになった
 癌細胞は徐々に変化し、元にあった部位から全身に散らばるような悪性の細胞へと変化していきますがこのメカニズムが最新の遺伝子配列解析技術を利用して明らかにされています。

 その変化に共通する様な特徴が見つかれば新たなガン治療薬が開発出来るかもしれません。

  • Evolution and impact of subclonal mutations in chronic lymphocytic leukemia.Cell. 2013 Feb 14;152(4):714-26.PMID:23415222
  • Variable clonal repopulation dynamics influence chemotherapy response in colorectal cancer.Science. 2013 Feb 1;339(6119):543-8.PMID:23239622
  • Punctuated evolution of prostate cancer genomes.Cell. 2013 Apr 25;153(3):666-77.PMID:23622249
★糖尿病治療に有効な新しいホルモンが見つかる。
 インスリンはすい臓のβ細胞から分泌されます。このすい臓のβ細胞が死んだり、機能を失ったりするのが糖尿病ですが、今回、β細胞を自由に増やすことが出来るホルモンが発見されました。名前をベータトロフィン(betatrophin)といいます。

 このホルモンは症状の軽い糖尿病患者の病気の進行を抑制したり、まったくインスリンが出なくなった?T型糖尿病患者の治療にも使える可能性があります。

  • Mice lacking ANGPTL8 (Betatrophin) manifest disrupted triglyceride metabolism without impaired glucose homeostasis.Proc Natl Acad Sci U S A. 2013 Oct 1;110(40):16109-14.PMID:24043787
  • Betatrophin: a hormone that controls pancreatic β cell proliferation.Cell. 2013 May 9;153(4):747-58.PMID:23623304

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2013.07.16((nurturing)の9)

[[母乳]]の量が十分でない女性が増えている理由が解明される。↑BTW

milk 出産した女性の中には母乳が十分に出ないため、粉ミルクを併用して、または粉ミルクのみで子供を育てる必要に迫られる人々がいます。このような女性は近年増加しつつあるそうです。なぜ母乳の量に問題を抱える女性が増えているのでしょうか。

 アメリカ、シンシナティー子供病院の女性研究者Laurie A. Nommsen-Riversらは、おっぱいの中にある母乳を作る細胞の遺伝子発現を調べました。幸いなことに、母乳中には母乳を作る細胞から漏れ出したRNAが多く含まれていますので、おっぱいに傷をつけることなく調べることが出来ます。(余談ですが、母乳中のRNAはただ漏れ出しているのでは無く、子供に特殊な作用を及ぼしているとする研究が近年盛んに行われています)

 母乳は、出産後に急激に母乳の出る量が増えますが、母乳の量が少ない女性や、十分に母乳の出る女性らを分析したところ、母乳が大量に作られるようになる過程で劇的な遺伝子シグナルの変化が起きていることが分かりました。具体的には母乳を作り出す細胞は、血液中のインスリンに対して敏感に反応するように変化することで、おびただしい量の母乳を作り出せるようになるようです。

 母乳が出にくい女性には、共通してインスリン抵抗性を示すPTPRF遺伝子発現の異常が確認されました。(インスリン抵抗性とは、細胞がインスリンに反応しににくなる症状で、糖尿病や糖尿病の前段階の人に見られます。)正確には少し語弊がありますが、母乳の出にくい女性は、乳房が糖尿病と同じ状態になっていると言えます。

 原因は糖尿病と同じで、食べ過ぎや高脂肪食が原因の1つと考えられます。アメリカでは20−44歳女性の20%が糖尿病の前段階と言われていますが、これらの女性は出産後、母乳が出にくい可能性があります。

 研究者は、今回見つかった遺伝子を調べることで母乳の量を事前に予測し予防的処置を行うことが可能かもしれないと考えています。現在、弱い糖尿病治療薬を用いて、母乳の出を改善出来ないかを試みる臨床試験を実施する計画です。

 ただ、研究者らは同時に、今回の研究結果は薬なんか使わなくても運動や食生活で母乳の量を改善出来る可能性があることを示していると語っています。定期的な運動や、高脂肪食を改めるなどの生活習慣の改善が効果をもたらすはずです。実際、糖尿病患者でも軽度のダイエットと運動で劇的にインスリン抵抗性は改善します。

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2012.09.19((diet)の71)

授乳中の母親の食生活が子供の体質・太りやすさに長く影響を与える↑BTW

 妊娠中の女性はお腹の中の子供のために健康的な食生活をおくるように指導されますが、出産後、授乳中の女性も食生活に注意を払った方が良さそうです。今回、アメリカ・ジョブ・ホフキンス研究センターの研究者らはラット(大ネズミ)を使った実験を行い、妊娠中よりも授乳中の母親の食生活が子供に大きな影響を与えることを発見しました。

 研究者らは、妊娠したラットを4つのグループに分け、それぞれ以下のような食生活をさせ、子供の体重や体組成、血液を長期間調べ比較しました。

妊娠中の食事出産後、授乳中の食事
グループA通常の食事通常の食事
グループB通常の食事高脂肪食
グループC高脂肪食通常の食事
グループD高脂肪食高脂肪食

★授乳中に母親が高脂肪食を食べた場合の子供への影響
 各グループの子供ラットを比較したところ、授乳中に高脂肪食を食べたラットの子供は生後7日目までに体重が徐々に重くなっていきました。子供ラットの体を調べると体のあちこちに脂肪の蓄積が見られました。そして、それらの子供ラットの体重は乳離れした後も長い間重めのままでした(〜12週間・人間で言うと10歳ぐらい)

 また、糖耐性の傾向が見られ、血液中に高濃度のレプチンが検出されました。レプチンは満腹を感じると脳から放出され食欲を抑えるホルモンです。肥満になると血液中にレプチンが高濃度で存在し、またレプチンに体が反応しにくくなることが知られていて肥満の指標として知られています。


★妊娠中に母親が高脂肪食を食べた場合の子供への影響
 妊娠中の母親ラットが高脂肪食を食べても、生まれてくる子供ラットの出産時の体重には影響が無く、その後も通常のラットと同程度の体重を保ち、影響はありませんでした。

★なぜ授乳中の母親の食生活が子供に影響を与えるのか・メカニズム
 なぜ授乳中に母親が高脂肪食を食べると子供まで肥満になるのでしょうか?母乳が高カロリーになったのでしょうか?調べてみると、高脂肪食を食べた場合でも母乳中の脂肪の量にほとんど変化はありませんでした。しかし代わりに母乳中に大量のレプチンが含まれているのが確認されました。はっきりと判明したわけではありませんが、母乳を通じて子供ラットが大量のレプチンにさらされた結果、子供の体質が変化し肥満になった可能性があります。

 肥満は心臓病や高血圧、糖尿病やガン、関節炎など様々な病気を引き起こします。肥満の人はここ20年で3倍になっているといわれていますが、今回発見された現象を考えると、世界中で肥満が増えている原因の一端は授乳中の母親の食生活にあるかもしれません。

 これまで妊娠中には健康な食生活を送るように指導されていましたが、出産後の授乳中にも子供のために健康的な食生活を送るように気をつけることが大切なようです。

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2012.08.28((lifestyle)の8)

2日に1個の卵を食べるだけで動脈硬化になる可能性が上昇するようだ↑BTW

 「卵は一日1個まで」という話を聞いた事がないだろうか?、一方で「1日何個食べても問題無い」という話を聞いたことがある人もいるかもしれない。これらの話は卵に含まれるコレステロールの量に関する話で、一日に食物から摂取するコレステロール量は0.5g以下が良いとされている一方で卵1個におよそ0.25gのコレステロールが含まれているため「卵は1日1個」と言われているのである。

 一方で、身体の中では毎日1g以上のコレステロールが作り出されている(コレステロールは身体を動かすための様々な部品に使われている)。卵を食べ身体の外からコレステロールが入ってきた時は作られるコレステロールの量が減りバランスをとる仕組みになっているため、卵を沢山食べても問題無いはずなのである。これが「卵を沢山食べても良い」という話の根拠である。しかしながら、これらの情報はコレステロール量を元に推測された話に過ぎず、実際に卵を沢山食べている人が健康を害しているかどうかを調査されたことは無かった。

 今回、カナダのロバート研究センターの研究者が1262人の高齢者(平均年齢61.5才、男女比ほぼ半々)の血管の動脈硬化進行度(Total plaque area:TPA)を測定し、同時に卵を日頃どれぐらい食べるかなどの聞き取り調査をする調査を行った。動脈硬化の進行度合は特殊な超音波診断装置を用いて調べることが出来る。

 動脈硬化は40才以降、年齢に伴い徐々に進行していく様子が見られたが(老化現象)全員のデータを卵を多く食べる順に並べて評価すると、卵を多く食べる人ほど動脈硬化が早く進行していた。詳しくは卵をほとんど食べない人(年間100個以下(3日に1個以下))と比較し、年間150〜200個食べる人(2日に1個以上)では動脈硬化の進行が早い傾向が見られた。さらに年間200個以上のタマゴを食べる人(1週間に4個以上)では動脈硬化がより進行していた。

 聞き取り調査の中には喫煙の有無も含まれており、以前より知られているようにタバコを吸う量が多い人ほど動脈硬化が進行していたが、卵の食べることによる悪影響はタバコのそれと比べても影響が大きく、換算すると1週間に3個のタマゴは1日2本のタバコに相当するというショッキングな結果になっていた。

 以前にも糖尿病患者などでは卵を食べることにより病気が悪化する事が報告されていたが、今回の結果のように健康な人であっても卵を食べることが動脈硬化の進行を早めることは初めて報告された結果である。

 前述したように人体にはコレステロールのバランスをとる仕組みが備わっているはずなので今回の結果は少し不思議に感じるかもしれないが、この仕組みには大きな個人差があり、また老化に伴い誰でもこの仕組みが衰えていくことが知られている。今回の調査対象は高齢者なためこのような結果になったのかもしれない。40才を超えたら自分の動脈硬化の進行具合を医療機関などでチェックし、その結果いかんでは1日1個と言わず卵を食べるのは控えるなどすることが長生きの秘訣かもしれない。

  • Egg yolk consumption almost as bad as smoking when it comes to atherosclerosis. (EurekAlert)
  • Egg yolk consumption and carotid plaque. Atherosclerosis. 2012 Aug 1.PMID:22882905
  • Increased dietary cholesterol does not increase plasma low density lipoprotein when accompanied by an energy-restricted diet and weight loss. Eur J Nutr, 47 (6) (2008 Sep), pp. 287–293
  • The influence of egg consumption on the serum cholesterol level in human subjects. Am J Clin Nutr, 30 (5) (1977 May), pp. 664–673
  • A double-blind, randomized, controlled trial of the effects of two eggs per day in moderately hypercholesterolemic and combined hyperlipidemic subjects taught the NCEP step I diet. J Am Coll Nutr, 16 (6) (1997 Dec), pp. 551–561

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2012.05.14((exercise)の13)

週に1〜2.5時間の速すぎない[[ジョギング]]で平均寿命が5〜6年延びる↑BTW

 医薬の開発が盛んなデンマークのコペンハーゲンではどのような生活が心臓の病気を減らすことが出来るのかを調べる研究「デンマーク心臓病研究(Copenhagen City Heart Study)」が多数の市民の協力で行われています。今回、研究者らが学術集会「EuroPRevent2012」でその結果の1つを発表しています。今回発表された研究は「ジョギングしている人とジョギングしていない人の平均寿命の差」というものです。この研究は過去35年間に集められた「日頃の生活についてのアンケート」2万人分(20歳〜93歳)を解析しています。

 追跡調査の結果、この35年間にアンケートに答えてくれた人のうち既に10280人が亡くなっていました。亡くなった人のアンケートを分析すると、うち10158人はジョギングをしていないなかった人で、一方ジョギングを行っていると答えていた人はたった122名でした。ジョギングを行っている人はもともと少ないのですが、そのことを計算に入れてもジョギングを行っていて、かつ亡くなった人の割合は低く、計算するとジョギングしている人は死のリスクがジョギングしていない人よりも44%低いと計算出来るそうです。これは平均寿命に換算すると、ジョギングにより男性は平均寿命6.2年分、女性で平均寿命5.6年分延びることを意味します。

 しかしながらジョギングも度を超すと身体によくない影響があるようです。1116名のジョギングする男性、762名のジョギングする女性のデータを選び出し、ジョギングの量も含めて分析したところ、週に平均1〜2.5時間程度、しかもゆっくり〜平均的な速さでジョギングを行っていた人は、死のリスクが大きく低下していましたが、もっと長い時間走っている人や速いスピードでジョギングを行っていた人は死のリスクの低減効果が少ない事が分かりました。これはジョギングも良いことばかりでは無く、やり過ぎると健康に悪い影響も及ぼしうることを示しています。

 今回の研究ではそれぞれの人がどのような理由で亡くなったかは調査されていませんが、ジョギングには様々な健康上の利点が既に報告されています。例えば以下はすべてジョギングによる良い効果として分かっているものです。

  • 体内への酸素取り込み効率の改善。
  • 糖尿病防止に繋がるインスリン感受性の向上効果
  • 動脈硬化を防ぐ効果の期待出来る脂質代謝の改善・血圧の低下・血小板凝集の抑制
  • 心臓機能の向上
  • 骨密度の向上
  • 免疫機能の向上
  • 体内での炎症抑制
  • 肥満防止
  • 精神的安定
  • 血栓形成の抑制
 ジョギングを行っている人はこれらの様々な良い効果のため、結果として平均寿命が延びていると考えられます。

  • Regular jogging shows dramatic increase in life expectancy (EurekAlert)
  • (参考:研究者らの過去の報告)Long-term physical activity in leisure time and mortality from coronary heart disease, stroke, respiratory diseases, and cancer. The Copenhagen City Heart Study.Eur J Cardiovasc Prev Rehabil. 2006 Apr;13(2):173-9. PMID:16575269

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2012.02.14((diet)の68)

トマトダイエットに必要なトマト量の計算と、1粒でトマト4個分と同じ効果を持つサプリメント↑BTW

 動物実験(マウス)でトマトに含まれる成分にダイエット効果があることが報告されました。そこでこの記事では効果を得るために必要なトマト量と、トマトと同じ効果を得ることが出来るサプリメントを紹介します。

★★トマトに含まれる13-oxo-ODA9-oxo-ODA
 この研究を発表したのは京都大学農学部の研究者ら。研究者らは以前にも新鮮なトマトにのみ含まれる9-oxo-ODAがPPARαを活性化してダイエット効果があることを報告していた。しかし9-oxo-ODAは熱を加えると消失してしまうため、トマトジュースやケチャップにはほとんど含まれず、また量も少なかったのであまり注目されなかった。今回、トマトにのみ含まれる13-oxo-ODAが同様のダイエット効果持つことを発見し発表した。熱をかけると無くなると思われていた9-oxo-ODAは13-oxo-ODAに変化していることも分かった。13-oxo-ODAは熱を加えても無くならずトマト、ジュースやケチャップにも含まれているダイエット成分なのである

※PPARα
細胞核にある。活性化すると脂肪燃焼の促進、脂肪合成の抑制が起こりダイエット効果があることが知られている。体内では脂肪細胞が作り出す善玉ホルモン「アディポネクチン」がこれを活性化することが知られている。太り過ぎや糖尿病になるとアディポネクチンが減少しPPARαが活性化しなくなるなど様々な悪影響が生じる。

★★マウスの実験と同じ効果を得るのに必要なトマトの量
 今回発表された研究では、高脂肪食(カロリーの60%が脂肪)を食べさせて不健康に肥満にさせたマウスのエサに13-oxo-ODAを加えたところ、4週間で肝臓中や血液中、筋肉中の脂質が減少、血糖値が低下し糖尿病症状が緩和、すなわちダイエット効果が得られることが報告されている。この実験で投与された13-oxo-ODAの量はエサ重量の0.02〜0.05%である。マウス1匹当たり1日に3gのエサを食べることから計算すると13-oxo-ODAは体重1kgあたり1日に50mg必要と換算出来る。この量は人間では1日あたり2500mg〜3000mgに相当する。

 一方、トマトに含まれる9-oxo-ODAと13-oxo-ODA量は乾燥したトマト1gあたり10mg(文献2より)、トマトは全体の90%が水であることを考えるとトマト1個(200g)に200mgの13-oxo-ODAを含む。これらの数字から計算すると、実験と同じ効果が得たければ1日あたり12〜15個のトマトを食べる必要がある。毎食4〜5個ずつ食べるか、100%トマトジュースで換算すると1食あたり1リットル飲みことになる。これより少量でも効果はあるかもしれないが少量なりに効果があるかどうかは確認されているわけでは無いことは注意しなければいけない。

★★13-oxo-ODA、9-oxo-ODAと同じ効果を持つCLA
 実は、今回発表されたトマトに含まれる13-oxo-ODAと同じ効果を持つ物質は他にも知られている。それはCLA(conjugated linoleic acid=共役リノール酸)である。この研究を発表した研究者らの報告でもその比較が行われており、CLAは13-oxo-ODAの65%程度のPPARα活性化効果を持つ。CLAは13-oxo-ODAや9-oxo-ODAと非常によく似た構造の物質であり、13-oxo-ODA、9-oxo-ODAもトマトの中でCLAから作られている。CLAはアメリカでは以前からダイエット効果のある物質として知られているようで多数の会社がサプリメントを販売している。以下に楽天市場で見つけたサプリメントを紹介する。

 GOOD'N Natural社のサプリメントでは1粒に1000mgのCLAを含むサプリメントが60粒で1500円で売られている。日本でもお馴染みのDHCでは840mg×30粒で1680円と少し高めである。NATROL社が最も安く1200mg×90粒で1910円である。説明書でも1日3粒が目安となっており、実験と同じ効果が得られる量が1日100円以下でとることが出来る

  • 文献1:Potent PPARα Activator Derived from Tomato Juice, 13-oxo-9,11-Octadecadienoic Acid, Decreases Plasma and Hepatic Triglyceride in Obese Diabetic Mice (PLoS ONE 7(2): e31317. doi:10.1371/journal.pone.0031317)
  • 文献2:Comparative and stability analyses of 9- and 13-Oxo-octadecadienoic acids in various species of tomato.Biosci Biotechnol Biochem. 2011;75(8):1621-4. PMID:21821922

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2012.01.11((year)の5)

Nature Medicineの選ぶ2011年の主要な基礎医学の進歩8つ↑BTW

(1)多くの食物に含まれる物質DLPCが脂肪肝や糖尿病を引き起こす原因の1つのようだ
 多くの植物や動物由来の食物が消化管で分解されると出来るDLPC(dilauroyl phosphatidylcholine)が血液中の胆汁酸の量を調整するための核内レセプターLRH-1(Liver receptor homolog-1)の天然のアゴニスト(作用するもの)であることが分かった。血液中の胆汁酸は脂質の輸送や血糖値の制御など人体を正常に保つのに重要な役割を担っている。DLPCを投与された実験動物では血液中の胆汁酸濃度が増え、肝臓での脂肪合成が減り脂肪燃焼が増えた。この食物由来の安全な物質を投与すれば安全に血液中の胆汁酸の量を増やすことが出来、脂肪肝や糖尿病の治療に使える可能性がある。

  • A nuclear-receptor-dependent phosphatidylcholine pathway with antidiabetic effects(Nature 474, 506--510, 2011)
(2)腸内の細菌が作り出す物質の中の1つが動脈硬化や心臓病を引き起こしていた。
 腸内細菌によって作り出されるTMAO(trimethylamine N-oxide)が動脈硬化や心臓病を引き起こす作用があることが分かった。この物質が腸管でどれぐらい作られるかは腸内細菌の状況や、糖尿病かどうか、、免疫疾患があるかどうかなどで変化することが知られており、TMAOの量を調整出来る薬が開発出来れば良い治療薬となる可能性があり。
  • Gut flora metabolism of phosphatidylcholine promotes cardiovascular disease(Nature 472, 57--63, 2011).
(3)ヒトのクローンが作り出せない原因のヒントが得られた。
クローン技術は羊のドリーなど様々な動物で成功しているがヒトではうまくいっていない。他の動物ではうまくいく方法(別の卵細胞の細胞核を取り除いて新しい細胞核を挿入する)もヒトでは個体発生が停止してしまうのだ。今回、研究者らは元の卵細胞のゲノムを取り除かずに新しい細胞核を挿入するとヒトの卵細胞でも個体発生が順調に進むことを見出した。残念ながらこうして作り出した卵細胞は、元の卵細胞のゲノム1セット、新しく挿入した細胞核のゲノム2セット、合わせて3セットのゲノムを持っており臨床応用には向かないが、これらの現象はヒトでのクローン技術が進まない理由が元の卵細胞の細胞核を取り除いたためであることを意味しており、これを手がかりにヒトでもうまく実施出来る方法を開発出来る可能性がある。
  • Human oocytes reprogram somatic cells to a pluripotent state (Nature 478, 70--75, 2011)
(4)HIV感染を96%抑制出来る方法が臨床試験で確認された。
HIV感染の確率を96%減少させる方法が発見された。1763組の片方だけHIV陽性のカップルで効果を確認したところ、感染している側の病気の進行が進まないうちに(血液中のCD4陽性細胞の数が350-550cells/mmm3)抗レトロウイルス治療方法を試すことが有効なようだ。
  • Prevention of HIV-1 Infection with Early Antiretroviral Therapy(N. Engl. J. Med. 365, 493--505, 2011).
(5)皮膚からiPS細胞を経ずに治療に使えるガン化の心配の無い脳細胞を作り出すことに成功した。
皮膚の繊維芽細胞からiPS細胞を経ずに神経細胞(パーキンソン病の治療に使えるドーパミン産生細胞)を作り出す方法が発見された。方法はMash1(Ascl1)Nurrl(Nr4a2)Lmx1aという3種類の転写因子を皮膚細胞に導入することである。細胞をリセットしiPS細胞まで戻す方法もあるが、これを行うと作り出した細胞が癌化する可能性がある。この方法はガンが生じる心配の無い安全な方法として早い段階で実用化可能かもしれない。
  • Direct generation of functional dopaminergic neurons from mouse and human fibroblasts(Nature 476, 224--227, 2011)
  • Directed Conversion of Alzheimer's Disease Patient Skin Fibroblasts into Functional Neurons(Cell 146, 359--371, 2011)
(6)これまで善玉だと思われていたHIF-1αというタンパクが様々な疾患の原因であることが分かった。
これまでは生体内で必要な役割を担っていると思われていたHIF-1α(低酸素誘導因子1α)が炎症の発生に関わっていることが分かった。HIF-1αをターゲットにした薬を開発し炎症を制御出来る可能性がある。
  • Control of TH17/Treg Balance by Hypoxia-Inducible Factor 1(Cell 146, 772--784, 2011).
(7)生きたヒトのゲノムを自在に編集する技術が出来た
これまでもプレート上の細胞の遺伝子情報を編集する技術はあったが、あくまでプレートに取り出した細胞を使い、増殖させながら編集するしかなかった。今回、Zing Finger Nuclease(標的の遺伝子部分で部位特異的な日本差切断を誘導し、相同組み替え修復によってゲノムを置き換わる)の開発によりこれまで遺伝子編集が困難であった形質転換細胞や初代培養細胞での高効率なゲノム編集が可能となった。血友病マウスを用いた動物実験モデルで生体内でも効果的に使用出来ることも確認出来た。遺伝性疾患のヒトをゲノムを直接編集して病因となる部分を修正する根本的な治療に応用出来るかもしれない。
  • Direct generation of functional dopaminergic neurons from mouse and human fibroblasts(Nature 475, 217--221, 2011)
(8)新しいコンセプトの多くのガンに効く治療方法のヒントが得られた。
BETファミリータンパクを阻害する薬が癌の治療薬になる可能性が示された。報告ではBETファミリータンパクの1つであるBrd4の阻害剤JQ1が癌を抑制する事を報告している。こういった細胞内のタンパク質の低分子阻害剤による癌治療方法の概念は新しい。
  • RNAi screen identifies Brd4 as a therapeutic target in acute myeloid leukaemia(Nature 478, 524--528 & 529--533, 2011)
  • BET Bromodomain Inhibition as a Therapeutic Strategy to Target c-Myc (Cell 146, 904--917)
  • Targeting MYC dependence in cancer by inhibiting BET bromodomains(Proc. Natl. Acad. Sci. USA 108, 16669--16674, 2011)
  • 元記事タイトル:Natable Advance 2011(page.1540)

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2011.09.27((diet)の67)

1日おきにカロリー制限を行うダイエット方法「[[カロリーサイクリング]]」でどれぐらい痩せるか↑BTW

 どんなに適切にダイエットしても必ず効果が停滞する時がやってきます。ダイエットをしたことがある人ならば最初の2〜3kgは順調に痩せることが出来てもその後の2〜3kgはなかなか減らなかったりした経験があるのではないでしょうか。これはあなたの身体が摂取カロリーの減少に反応して代謝を落としているためです。これは、かつて人類が不安定な生活を送っていた時に食料の無い時期を耐え生き延びるために備わった危機回避機能なのでしょう。とはいえ、今の世の中、特にダイエットを行いたい人にはいい迷惑な機能です。持続的に体重を減らすためには身体に摂取カロリーが減ったことを悟られない工夫が必要なのです。

 具体的には毎日カロリー制限を行うのでは無く、1日おきにカロリー制限を行います(カロリーサイクリング)。この方法では1日おきに十分なカロリーを摂取することが出来ますので脳が混乱し代謝が低下することなくダイエットを続けることが出来ます。また、この方法では1日おきにしっかり食べれるため、空腹を我慢しやすい効果があることも分かっています。

 この方法を医学の実験という形で行い、効果を検討した報告が発表されています。発表したのはアメリカ・シカゴの研究者ら。タイトルは

  • Short-term modified alternate-day fasting: a novel dietary strategy for weight loss and cardioprotection in obese adults(短期間の1日おき絶食:新しいダイエットと血管保護のための戦略).Am J Clin Nutr November 2009 vol. 90 no. 5 1138-1143 PMID:19793855
 研究者らは16名(女性12名、男性4名)の肥満体型の人に参加してもらい実験を行いました。参加者の平均体重は90kg程度。参加者は普通通りに食べる日と、摂取カロリーを安静時必要カロリー(※計算方法は後述)の4分の1に抑えるカロリー制限日を交互に過ごしてもらい8週間生活してもらいました。カロリー制限の日の食事は1回だけ昼の12時〜14時に食べてもらっています。カロリー制限を行わない日の食事は「いつも通りの量」ですが、食事に含まれる脂肪が摂取エネルギーの30%以下になるようにしてもらいました。

 結果、1日おきのダイエットを行った時期を通じて平均して1週間あたり0.67〜0.68kg程度体重が減少しました。そして全参加者の8週間の試験終了後の体重は平均5.6kg体重が減少していました。体脂肪は平均45%→42%に減少していました。

 このダイエット方法は身体に悪いのでは?と思う人もいるかもしれませんが、実は医学の世界では1日おきの絶食(英語でAlternate-day fasting:ADF)は様々な治療に用いられている方法であり、今回の研究はその方法をダイエットに応用したものなのです。実際に今回の実験の参加者の総コレステロール、LDLコレステロール、トリグリセリドなどの数値は減少し、血圧も低下しました。また、良い影響を持つHDLコレステロールの数値は変化しなかったことから考えて、健康にダイエット出来たと言えます。

 ただし、カロリーサイクリングによるダイエットは全ての人にお勧め出来るわけではありません。糖尿病や低血糖の人、妊娠中の人はやるべきでは無いと研究者らは言っています。まずは伝統的な方法を試して体重が減らない停滞期に悩んだらカロリーサイクリングを試してみてはどうでしょうか。

※※参考:安静時必要カロリーの計算方法
男性体重(kg)×10+6.25×身長(cm)-5×年齢+5 (キロカロリー)
女性体重(kg)×10+6.25×身長(cm)-5×年齢-161(キロカロリー)
A new predictive equation for resting energy expenditure in healthy individuals(Am J Clin Nutr February 1990 vol. 51 no. 2 241-247 PMID:2305711)より

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2011.08.22((amrit)の76)

ヨーグルトで寿命が伸びる事が動物実験で初めて確認される、腸内の[[ポリアミン]]濃度がポイント↑BTW

 ヨーグルトなどに含まれる乳酸菌等のバクテリアが腸の腐敗を防止し、健康、老化予防に効果があることがMetchnikoffらにより報告されて100年になるが、寿命が延びることはこれまで報告された事はなかった。今回、京都大学と共同乳業の共同研究で初めてこれらのバクテリアを定期的に食べることで寿命が延びることを動物実験で確認された。

日本語では
ヨーグルトでマウスの寿命延長(iza)と報道されている。
原文はPLos One誌で発表されている。
Longevity in Mice Is Promoted by Probiotic-Induced Suppression of Colonic Senescence Dependent on Upregulation of Gut Bacterial Polyamine Production(プロバイオテックにより腸内のバクテリアが作り出すポリアミンの量が増えることにより腸の老化が抑制されマウスの寿命が延長する). PLoS ONE 6(8): e23652. doi:10.1371/journal.pone.0023652

 研究者らは人間で言えば老齢にあたる生後10ヶ月のマウス40匹を2つのグループに分けLKM512乳酸菌(ビフィズス菌)を11ヶ月食べさせた。そして投与から45週間後(生後21ヶ月、超高齢)のマウスの生存率を調べると、乳酸菌を食べさせていないマウスは全体の75%が既に死亡していたが、乳酸菌を食べさせたマウスは全体の25%しか死亡していなかった。すなわち乳酸菌を食べさせることにより平均寿命が上昇することが確認された。寿命以外にも乳酸菌を食べさせたマウスは皮膚の潰瘍やガンの発生頻度が低く、小腸の炎症も少なく大腸の粘膜の動きも活発だった。DNAチップで双方のグループのマウスの遺伝子発現を解析した結果では乳酸菌を食べさせたマウスは超高齢でも若いマウスと同様の遺伝子発現を保っていた。双方のグループの体重に差は無かった。

生後21ヶ月後(超高齢)に生き残っている匹数
通常エサを食べさせたマウス5匹
乳酸菌を食べさせたマウス15匹
※20匹からスタート

 どのような仕組みで平均寿命が延びたのかを調べ過程で、乳酸菌を食べさせたマウスの糞便中のポリアミン、特にスペルミン量が増えていることに着目した。ポリアミンは有機カチオンの一種であり、細胞の増殖や分化など様々な作用を持ち、特にマクロファージが炎症性サイトカインを出すのを抑制することで身体の中で起こる炎症を抑えることが知られている。哺乳類では体内や腸管内のポリアミン量は老化に伴い減少していく。そして、LKM512乳酸菌(ビフィズス菌)は酸に耐性を持ち生きて腸管に到達し、腸管の粘膜に張り付き、腸管の中で増殖し腸管内のポリアミンを増やすことが知られている。

 研究者らは、乳酸菌の代わりにポリアミン(スペルミン)をエサに多く加える実験を行った。するとポリアミンを食べさせたマウスでも乳酸菌を食べさせたマウスに劣らず寿命が延長することを発見した。(45週間後に死亡率40%)。日常の食事の中にも実は多くのポリアミンは含まれているが食事由来のポリアミンは腸の下部(大腸)に到達する前に吸収されるため、通常は大腸の中のポリアミン濃度は低い、大量のポリアミンを含むエサを食べさせた場合は、吸収しきれないポリアミンが大腸まで到達することで、大腸のポリアミン濃度が高くなり、また乳酸菌を食べさせた時は、腸管内で乳酸菌がポリアミンを作り出すため、腸管の中のポリアミン濃度が高くなると考えられる。(これらの実験でポリアミンを食べさせたマウスと乳酸菌を食べさせたマウスは糞便中に同じ程度のポリアミンが排出される条件(大腸内のポリアミン濃度は同じ程度と予想される))

生後21ヶ月後に生き残っている匹数
通常エサを食べさせたマウス5匹
乳酸菌を食べさせたマウス15匹
ポリアミンを食べさせたマウス12匹
※20匹からスタート

 今回のマウスで実施された実験における「乳酸菌」や「ポリアミン」の投与量は次のとおりである。乳酸菌を食べさせる実験では、週に3回マウスの体重1kgあたり10の9乗匹の乳酸菌を食べさせた。ポリアミンを投与する実験では、週に3回マウスの体重1kgあたり3mg(1回マウス1匹あたり0.15mg程度)のポリアミンを食べさせた。乳酸菌の量を人間がヨーグルトを食べた場合に換算すると、週に3回、150mlのヨーグルトを食べた場合に相当するそうだ。ポリアミンの投与量を人間の食生活に換算することは難しいが、マウスの通常のエサの中にも0.03mg/g程度のポリアミンが含まれている。マウスは1日あたり数グラムのエサを食べることを考えると今回の実験では食事中のポリアミンの量を2〜3倍程度に上昇させた計算だ。寿命を延長させる手段としてヨーグルトのほかにポリアミンの多い食事をとるという方法も可能かもしれない。

 老化の原因は様々なメカニズムが知られているが、多くのメカニズムでは弱い慢性的な炎症が関わっている。また、これらの慢性的な炎症はアルツハイマー糖尿病などの原因でもある。今回の研究は、乳酸菌が寿命を延長する効果を持つという結果を示すとともに、腸管の下部(大腸)で炎症を抑える作用を持つポリアミンの濃度を増加させることで平均寿命を延長しうる可能性を示している。

※人間の腸には少なくとも1000種類以上のバクテリアが見つかっており、1人の腸内には少なくとも160種類のバクテリアが住み、その種類は人によって異なる。また、種類は食生活や老化によって変化する。そして、腸管内のバクテリア数は10の14乗匹と人間の身体を構成する細胞の10倍以上である。この大量のバクテリアの状態は人体に大きな影響を与えることが解明されつつある。

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2011.08.01((diet)の64)

リバウンドしてしまうとしても懲りずにダイエットする事で長生き出来る↑BTW

 アメリカでは肥満は国民病と言われ、全国民の34%が肥満、そして残りのうち次の34%も太りすぎに分類される。数百万人のアメリカ人が毎年ダイエットしているが、調査によると減った体重を長期間維持できているのは僅かで、多くの人は元の体重に戻ってしまっているようだ。このダイエットとリバウンドを繰り返す現象は皮肉も込めて「ヨーヨーダイエット」と呼ばれている。従来はこの体重の増減を繰り返すヨーヨーダイエットは身体に悪影響があるのではないかと考えられてきたが、最新の研究によると、リバウンドしてしまうとしても懲りずにダイエットすることには意味があるようだ。

 この事をマウスで確かめたのはオハイオ大学のEdward Listら、ボストンで開催された2011年のEndocrine Society年次集会で発表した。研究者らは、マウス30匹を10匹ずつの3グループに分け、最初のグループにはずっと高脂肪食を与える「肥満グループ」とした。2番目のグループは4週間ごとに高脂肪食と通常の食事を交互に与える「ヨーヨーダイエットグループ」とした。そして最後のグループは通常のエサを食べさせる「正常グループ」とした。

 高脂肪食を食べさせ続けた「肥満グループ」のマウスは体重が増え、体脂肪が増え、そして血糖値が高くなり、グルコースに不応答性となった、糖尿病の前段階の症状である。ところが、「ヨーヨーダイエットグループ」では高脂肪食を食べさせている間は健康に関わる数値が悪化していくものの、数値の悪化は、低脂肪食に切り替えると正常な数値に戻っていった。そして、それぞれのマウスの寿命を比較すると、正常のマウスの平均寿命2.09年に対し高脂肪食を与え続けた「肥満グループ」は1.5年25%も寿命が縮まってしまったのに対し、「ヨーヨーダイエットグループ」は2.04年と正常マウスとほとんど変わらず長生きした。

食事平均寿命
肥満グループずっと高脂肪食1.5年
ヨーヨーダイエットグループ1ヶ月おきに交互に高脂肪食と通常の食事2.04年
正常グループずっと通常の食事2.09年

 これが人間にも当てはまるかは確認する必要があるが、平均寿命が80年の人間に今回の実験を当てはめると、3年間の不健康な生活と、3年間の健康な生活を繰り返した感じだろうか。どうやら一定期間の不健康な食生活や体重増加は寿命には悪影響を与えないようだ。もちろん多くの人はあえてヨーヨーダイエットをしているわけではなく、仕方なくリバウンドしてしまうのだと思うが、長生きしたければ、懲りずにリバウンドするとしても頑張ってダイエットを続けることが長生きの秘訣なようだ。

単語: Yo-yo dieting

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2011.07.29((nocategory)の225)

内閣府、食品安全委員会が「食品に含まれる放射性物質」のリスクに関するまとめを発表↑BTW

リンク先に226ページに及ぶまとまった報告が出されています。

★信頼出来る3つの研究
内部被爆、外部被爆に関係無く信頼出来ると判断した下記3つの研究
  • (1)インドの高放射線量地帯での累計吸収線量(500mGy)において発ガンリスクの増加が見られなかった
  • (2)広島、長崎被爆者の調査で0-100mSvの群では有意な相関関係が認められなかった、
  • (3)広島、長崎被爆者における白血病脂肪リスクに関して0.2Gy未満では有意差は無かった。
から人体に有害な影響を与える放射線量を考えると、自然に受ける被爆を除いて生涯累計被爆量100mSvと考えられる。(なお100mSvの被爆でガンになる可能性が1.08倍になると言われてます)
★一般的な被爆に関する情報
  • 日本での自然被爆は年間1.5mSv(食品から0.41mSv、それ以外から1.09mSv)、(すなわち、人間はもともと生涯で100mSv以上の自然放射線を浴びている。)
  • 福島第一原発からの放射性物質排出量は空気中へヨウ素131は1.6×10^17Bq、セシウム137は1.5×10^17Bq、海水へは総量として4.7×10^15Bqが放出。すなわち空気中と海への放出放射性物質量の比率は60:1で圧倒的に空気中へが多い
  • 放射性物質の食物連鎖での集積は、小型魚類:高次哺乳類=数倍〜10倍程度であり、数十万倍以上が蓄積されるメチル水銀とはメカニズムが異なる。あまり蓄積されない。
★放射性ヨウ素について
  • ヨウ素は口から入った場合、完全に吸収される。吸収されず糞便中に排泄される割合は1%以下、吸収されたヨウ素は、3日間で35%程度というスピードでいずれほとんどが尿中から排泄される。
  • 体内に吸収されたヨウ素は成人では10−30%が甲状腺に蓄積する。新生児では60−70%蓄積する。これは人体に元々含まれるヨウ素(10-15mg)の70−90%が甲状腺に存在するためである。
  • 妊娠中に母体体内に入ったヨウ素は、胎児にも移行する。胎児甲状腺へのヨウ素蓄積は妊娠70−80日で始まる。(この時期までは胎児に甲状腺が無いという事だと思う)
  • 新生児(出生後10日間)の甲状腺へのヨウ素取り込みは成人より3〜4倍強い。出生14日目までに成人レベルの取り込みとなる。
  • ヨウ素剤30mgを飲むと甲状腺への蓄積を90%減少させることが出来る。
  • 授乳中の女性がヨウ素を飲んだ場合、飲んでから5.5日間の母乳中に投与量の2.5%のヨウ素が含まれる。この2.5%のうち半分が最初の7時間に出ている。
  • 放射性ヨウ素による甲状腺ガン発生については過去の事故などから多数の例があり有害性が証明されている。
★放射性セシウムについて
  • セシウムは空気中を移動し、地面に沈着する前に数千マイルを移動することがある。(1マイル=1.6km)
  • セシウムの土壌中での移動度は非常に低く、40cmより深くにはいかない(水に溶けず、粘土に吸着するため)このため、植物へのセシウム移動度は低い。(表面には付着する)
  • 体内に入った場合の消失半減期は50−150日
  • 水に溶けにくいため、空中から降ってきた粒子を経口摂取しても、ほとんど吸収されない。逆に塩化セシウムなどの水に溶ける形で口から入るとほとんどが吸収される(80%程度)。
  • 体内に入ったセシウムは体内に均一に分布する。筋肉が一番濃度が高い。
  • 放射性セシウムの内部被爆による研究は極めて少なく、ほとんど情報は無い。少ない報告の中でもセシウムによる有害事象が観察された例はほとんど無い。
★その他の放射性物質について
  • ウランは研究も多く有害性の目安量が確認されている。これに対し、その他の放射性物質の有害性については情報はほとんど無く不明。
 これ以降は私個人の結論ですが、内部被爆に関して、甲状腺への蓄積がある放射性ヨウ素による有害性は明らかですが、放射性セシウムに関する研究は少なく、また有害性を証明している報告はほとんどありません。体内での半減期、蓄積性の無さを考えるとヨウ素に比べればセシウムは問題はかなり少ないと言えるのでは無いでしょうか。また、原発事故でまきちらされたヨウ素、セシウム以外の放射性物質量は微々たるものと考えられ、また極端な生体への蓄積も知られておらず、いずれも危険性はヨウ素に比べて小さいと言えます。半減期が短いためヨウ素による被爆はすでに極めて低くなっており、現時点で、食物による内部被爆を過剰に心配する必要は無いように感じます。

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2011.07.28((pancreas)の30)

大塚製薬グループ、再生医療ベンチャーLiving Cell Technologies社に出資、ブタ細胞を用いた糖尿病治療用カプセルの販売を目指す↑BTW

 大塚製薬の所属する大塚ホールディングスは、ニュージーランドの再生医療ベンチャーLiving Cell Technologies社の株(およそ2億5千万円分)を取得し同社の株式8.2%を保有したと発表しました。また、中国、日本を除くアジア地域でのDIABECELLの開発・販売権を得るための独占交渉権を取得したと報道されました。これに先立ち、大塚製薬は同社と共同でDIABECELLの共同開発を進めていくことを発表しています。

 Living Cell Technologies社はブタの細胞を特殊なゲルカプセルに包んで人間に移植出来る技術を持っている会社です。今回、大塚製薬グループが権利を獲得したのは、ブタのすい臓細胞をカプセル化し、人間に移植出来るようにした「DIABECELL」です。カプセル内のブタのすい臓細胞は、血糖値が上昇すると普通のすい臓細胞と同様にインスリンを出すことが出来ますので、インスリン分泌が足りなくなる糖尿病の治療に用いることが出来ます。このカプセル内のすい臓細胞は場合によっては移植後も10年以上も生存することがあるそうです(1)。

 DIABECELLの開発に関しては、2009年のニュースでニュージーランドで8名の?T型糖尿病患者に移植する臨床試験を行ったことが報道されています。結果は良好で、患者によっては1日に必要なインスリン投与量が40%減少した患者や、移植から一ヶ月後にインスリンの投与が必要無くなった患者もいるそうです。そして、2010年にロシアで販売承認を受けています。

 Living Cell Technologies社はすい臓細胞をカプセル化したDIABECELLの他に、パーキンソン病・ハンチントン病・脳梗塞(stroke)・難聴(hearing loss)の治療に効果のあるサイトカイン「NGF(神経成長因子)」を放出する細胞がカプセル化さされたNTCELLも開発しています。これらの細胞のカプセル化技術を、彼らはIMMUPELと呼んでいます。

 これらのカプセルにはブタの細胞が含まれていますが、カプセルを構成するアルギン酸ゲルには特殊な加工が施してあり、移植された後にも、人間の免疫細胞がカプセル内に進入出来ないため、移植後に免疫抑制剤は必要ありません。

 Living Cell Technologies社はブタ細胞などの異種細胞移植による治療を行うベンチャーとして世界で最先端を行く企業です。日本の企業がこのような時代を先取る企業といち早く連携を構築しているのは珍しく、注目しています。

1.Live encapsulated porcine islets from a type 1 diabetic patient 9.5 yr after xenotransplantation
Volume 14, Issue 2, pages 157–161

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2011.07.22((amrit)の74)

ワインに含まれる老化抑制物質「[[レスベラトロール]]([[Resveratrol]])」これまでの研究まとめ(2)↑BTW

 ワインに含まれるポリフェノール「レスベラトロール」が老化を抑制する働きを示すことを紹介しましたが、毎日ワインを飲み続けたり、ブドウを食べ続けたりするのは大変です。レスベラトロールと同程度、またはより強い効果を持つ薬を人工的に作ることが出来れば大変有望な老化抑制薬になります。そんな薬に取り込んでいるメーカーが2004年設立のSirtris社です。

Sirtris社はレスベラトロールの構造を調べ、その構造と似た物質の中から、レスベラトロールと同等かさらに強い効果を持つ物質を探索しました。レスベラトロールの効果はこれまでの研究から、人間のSIRT1を活性化であることが分かっていますので細胞を用いた実験で、SIRT1を活性化出来る物質を探索しています。Sirtris社のWebページによると、彼らは9000を超える物質を人工的に作り調べたようです。その結果、レスベラトロールより5倍吸収されやすいSRT501という物質を発見しました。SRT501は特にミトコンドリアの活性を上昇させるそうです。

Sirtris社はこのSRT501を人間の薬として販売するために臨床開発をスタートしました。「老化防止薬」では、効果が曖昧ですし評価が難しいこともあってか、最初は「糖尿病治療薬」として開発されています。それらの結果は2008年1月の学会で発表されました。

 試験では98人の糖尿病患者に参加してもらい28日間、1日1回、開発したSRT501を飲ませています。その結果、薬による副作用も見られず、糖尿病の症状である血糖値上昇を抑制するなど良好な結果を得ることが出来ました。

 この後、Sirtris社の取り組みは大きなお金になると期待され、Sirtis社は大手製薬会社であるGSK社(グラクソ・スミス・クライン社)により2008年におよそ7億2000万ドル(当時の値段でおよそ7億円)で買収されています。この後SRT501は、さらに骨髄腫などいくつかの病気に対する薬として開発が進められていましたが、残念な事に腎臓に対する悪影響が見られたなどの理由で2010年に開発中止が発表されています。効果のある薬とは人体に様々な作用を施します。このように良い効果がある薬であっても副作用が上回れば薬として販売することは出来ません。

 SRT501は断念しましたが、この後もSirtris社は開発を続けています。次にSirtris社はレスベラトロールより1000倍強力な薬としてSRT1460SRT1720SRT2183とコードネームを付けた薬を候補にしました。最初に開発したSRT501がレスベラトロールの5倍でしたので、この3種類の候補はSRT501の100倍以上の効果を持つことになります。これらの薬に関しては2007年に有名な科学雑誌Natureに掲載されています。

  • Small molecule activators of SIRT1 as therapeutics for the treatment of type 2 diabetes(2型糖尿病治療に用いることの出来る低分子SIRT1活性化剤). Nature. 2007 Nov 29;450(7170):712-6.PMID:18046409
 しかしながら残念なことに、この新しい3種類の候補の効果については、その後の研究で否定されています。
 これらの報告では開発中の3種類どころか、元となるレスベラトロール自身の効果も疑っているようです。報告によると、レスベラトロールや開発中の化合物が持つ効果は、それらの物資に実験がしやすいように結合していた蛍光物質(クマリンなど)による影響であるとのことです。

 Sirtris社はこりずに今も別の薬を開発しているようです。現在(2011年7月)の段階のWebページでは、すでに新しい2つの薬が臨床試験に進んでおり(SRT2104SRT2379)。もう一つ(SRT3025)は今年中に臨床試験に進むそうです。SRT2104とSRT2379の臨床試験の最初の報告は今年中に行われる予定です。

これまでの流れ(2011年7月現在)
レスベラトロールブドウ由来の天然物質
SRT501レスベラトロールより5倍吸収されやすい開発断念
SRT1460、SRT1720、SRT2183レスベラトロールより1000倍強力開発断念
SRT2104、SRT2379、SRT3025開発中

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2011.07.15((amrit)の73)

ワインに含まれる老化抑制物質「[[レスベラトロール]]([[Resveratrol]])」これまでの研究まとめ(1)↑BTW

テレビでワイン(ブドウ)に含まれるポリフェノール「レスベラトロール(Resveratrol))」のサプリメントが紹介され人気を集めているそうです。

 レスベラトロールの作用が発見されたのはもう10年近くも前になります。アメリカ、ペンシルベニアの研究者が2003年に有名な科学雑誌Natureで発表しました(1)

  • (1)Small molecule activators of sirtuins extend Saccharomyces cerevisiae lifespan. Nature. 2003 Sep 11;425(6954):191-6 PMID:12939617
 これまでの研究で、酵母(Saccharomyces cerevisiae)などの単純な動物では栄養制限(摂取カロリー制限)すると、Sir2という遺伝子が活性化され寿命が延びることが知られていました。研究者はカロリー制限を行わずにSir2遺伝子を活性化させることの出来る物質を探索した結果、赤ワインに含まれるポリフェノールの一種、レスベラトロール(Resveratrol)を発見しました。レスベラトロールを与えた酵母は栄養制限をした時と同様にSir2遺伝子が活性化し寿命が70%延長しました。

 また、人間のSir2にあたるSIRT1にレスベラトロールが与える影響を調べたところ、同様な効果を与えることも分かりました。SIRT1は腫瘍抑制遺伝子であるp53タンパクの脱アセチル化を促進することで作用を発揮しているようです。この研究者らはオリーブオイルに含まれるクェルセチン(quercetin)にも同じ作用があることを報告しています。

 この研究以降、酵母のSir2や、マウスのSirt1、ヒトのSIRT1は老化を抑制する作用のあるものとしてサーチュイン遺伝子(Sirtuin gene)と呼ばれ研究が盛んに行われています。そして、この発表以降、酵母に引き続き、線虫やショウジョウバエなどの様々な無脊椎動物で寿命を延ばす効果が報告され、ついに2008年に哺乳類(マウス)でも作用があることが報告されました。

 アメリカの研究者らがPloS ONEという雑誌に報告(2)した内容では、中年(生後14ヶ月)〜老齢(生後30ヶ月)のマウスにレスベラトロール(4.9mg/kg/day)を食べさせて実験を行いました。そして、全身の臓器の遺伝子発現を調べたところ、カロリー制限した時と同じような遺伝子発現プロファイルを示し、脳、心臓、骨格筋などで老化に伴い起こる遺伝子発現変化を抑制し、加齢に伴う心臓疾患を防ぐことが分かりました。例えば筋肉ではカロリー制限により起こるのと同じようなインスリンに関連したグルコース吸収の変化が起こっているようです。レスベラトロールはカロリー制限と同様に、加齢に伴う染色体の構造変化や、転写の変化を遅らせるなど様々な部分で働いているようです。

  • (2)A Low Dose of Dietary Resveratrol Partially Mimics Caloric Restriction and Retards Aging Parameters in Mice. PLoS ONE. 2008,3(6):e2264、PMID:18523577
 しかしながら、マウスでは酵母などとは違い寿命を延長することは無さそうだという結果も報告されています。2008年に報告された研究(3)では、中年期(12ヶ月)移行にレスベラトロールを与えられたマウスと普通のエサを食べているマウスとでは寿命の差は無かったと報告しています。ただ、こちらの研究でも、老化のサインであるタンパク尿(albuminuria)の減少、炎症の減少、血管内皮細胞のアポトーシスの減少、動脈の柔軟性の増加、身体の動きの改善、白内障の減少、骨量減少の抑制などの老化抑制効果は見られており、この点での効果はありそうです。

  • (3)Resveratrol Delays Age-Related Deterioration and Mimics Transcriptional Aspects of Dietary Restriction without Extending Life Span. Cell Metabolism 2008, 8(2) 157-168. PMID:18599363
霊長類の実験でレスベラトロルの抗肥満作用が確認された

この他に下記の研究はキツネザルを使った研究ですが、1日あたり体重1kgあたり200mgのレスベラトロールで体重低減効果があることが報告されています。食欲も減少するようでエネルギー摂取量が19%減り、安静時の基礎代謝が29%増加したことを報告しています。

  • Resveratrol suppresses body mass gain in a seasonal non-human primate model of obesity. BMC Physiology 2010, 10:11PMID:20569453
単語:primate(霊長類)

次回はレスベラトロールのメカニズムを参考に開発されている医薬品について紹介します。

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2010.11.07((pancreas)の28)

肝臓の分泌するセレノプロテインPが血糖値上昇傾向を高め、]]インスリン]]抵抗性の原因となっている(yomiuri)↑BTW

新たな糖尿病治療薬の可能性になりえるとのこと

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2010.06.17((diet)の53)

[[レプチン]]はI型糖尿病の治療に使える。↑BTW

ニューヨーク、ロックフェラー大学の研究者がPNASに発表。
著者らはレプチンがインスリンと同様に肝臓代謝経路を様々な経路で正常化しることを示している。
それどころか、レプチンは脂質、コレステロールの代謝を正常化し、血中や組織の脂質レベルを下げるようにインスリン単独の治療を超えるメリットを示しうると述べている。

実験はマウスで行っており、投与量は1時間あたり20µgのレプチンを12日間に渡って浸透圧ポンプで徐放させている。

  • Leptin therapy in insulin-deficient type I diabetes. PNAS March 16, 2010 vol. 107 no. 11 4813-4819

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2010.04.03((diet)の58)

朝、高脂肪食を食べると平気だが、朝、[[炭水化物]]ばかりを食べて、夜脂肪をとると、肥満、糖尿病になる↑BTW

  • Time-of-day-dependent dietary fat consumption influences multiple cardiometabolic syndrome parameters in mice. Int J Obes (Lond). 2010 Mar 30 PMID:20351731

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2009.12.24((special-xenical)の4)

糖尿病治療薬であるが、ダイエット効果も期待される薬「GLP−1アナログ」薬↑BTW

最近、二型糖尿病の治療薬としてインクレチンという種類の薬が開発されています。この薬は糖尿病を治療する効果に加えて、ダイエット効果があることが分かっており、ダイエット薬としての開発が進んでいます。

さきほどの論文によりますと、もうすぐ承認されるノボノルディスク社の開発するインクレチン薬「リラグルチド」を1日1回3mg注射投与し、1日あたり500kcalの食事制限をすることで、4ヶ月で7.2kgの体重が減少するそうです。これは1ヶ月に1.8kgの体重が減少することになります。食事制限だけですと2.8kgしか体重が減少しませんので、薬の効果で4ヶ月で余分に4.4kg痩せることになります。

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2009.11.01((special-catechin)の7)

証拠3:「カテキンを含む緑茶抽出物により体内のエネルギー消費量が増加した。」という報告(1999年発表)↑BTW

報告は学術雑誌「Am j. Clin Nutr」 vol.70ページ1040-1045 実際の題名は「Efficacy of a green tea extract rich in catechin polyphenols and caffeine in increasing 24-h enery expenditure and fat oxidation in humans(カテキンポリフェノールを多く含む緑茶抽出成分とカフェインが24時間のエネルギー消費と脂肪の酸化に与える影響をヒトで調べた)」で、フランスの研究者による報告である。研究者らは10人の健康な人間の男を使い24時間の間、連続して呼吸による酸素、二酸化炭素の出し入れの量、尿などを調べることによりカテキンが体内のエネルギー消費に与える影響を調べています。まず3つのグループにわけ、それぞれ

1緑茶抽出物(50mgカフェイン、90mgカテキン)
2カフェイン50mg
3placebo(偽の薬)

を朝昼晩の食事の中に入れた。もちろん本人には上の3つのどれが入っているかはわからなくなっている。24時間の間放出した二酸化炭素量から消費エネルギー(EE)を調べてみると緑茶抽出物を食べたグループでは平均エネルギー消費量が4%増加していた。また24時間の呼吸商(RQ)が0.88→0.85に減少していた。これは脂肪が消費されていることを示している(※下記参照)また尿中に排泄される窒素量は変わらなかった事からタンパク質がエネルギーに変わったためでは無いと考えられる。(※窒素は主にタンパク質に含まれている)

このように緑茶を飲むことによりエネルギー消費が上昇し、これは主に脂肪が消費されているためであると考えられる。

※呼吸商(RQ:Respiratory quotient)
脂肪商とはCo2排泄量/O2消費量の事体内においてエネルギーになる物質は大きく分けて以下の3種類がある。

呼吸商1gあたりのエネルギー量
脂質0.719.3kcal
1.004.1kcal
タンパク質0.855.3kcal

1gあたりのエネルギーが最も多いのは脂肪である事はご存じだと思うが、脂肪が最も呼吸商が小さい。すなわち脂肪を多く燃焼させた時には酸素のとりこみ量に対して二酸化炭素の排泄量が少ないのだ。すなわち今回のように呼吸中の呼吸商の値が減少したという事は消費しているエネルギーのうち脂肪に頼る量が増加したことを示している。

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2009.11.01((special-catechin)の6)

証拠2:「カテキンを食べさせることでマウスの体重増加を押さえる事ができた。」という報告(2002年発表)↑BTW

報告は学術雑誌「International jornal of obesity」vol 26 no.11 の1459ページ〜1464ページで報告されています。実際の報告のタイトルは「Beneficial effects of tea catechins on diet-induced obesity: stimulation of lipid catabolism in the liver(食べ過ぎによる肥満にお茶カテキンが与える影響:肝臓での脂肪代謝の促進)」報告者は花王(株)栃木県生物科学研究所のMurase T達である。

実験は、「C57BL/6」という種類のネズミを2つのグループに分け、片方のグループは5%の脂肪を含む食事を、もう1つのグループは30%の脂肪を含む食事を食べさせています。そしてこの2つのグループのネズミごとに01〜0.5%のカテキンを11ヶ月間食べさせました。

11ヶ月後、ネズミの体重を測定してみると高脂肪の食事を食べさせたにも関わらず茶カテキンを食べさせたネズミは体重の増加が抑えられていました。

食事の種類与えたカテキンの量
5%の脂肪を含む食事0.1〜0.5%
30%の脂肪を含む食事0.1〜0.5%


※論文の内容をグラフ化

また内臓脂肪を調べてみると肝臓を含む様々な臓器の脂肪の増加が抑えられていました。ネズミの下半身の脂肪は5%の脂肪のみを食べさせたネズミでは平均2g以上増加するが、0.2%のカテキンを食べさせたネズミでは増加量が1.1g、0.5%食べさせたネズミでは0.4gしか増加していませんでした(下図)


※論文の内容をグラフ化

また体内において脂肪を消費するために必要な酵素の活性が食べ始めてから1ヶ月後に上昇していた。これらの事をまとめるとカテキンは肝臓の脂肪代謝を促進する事によりダイエット効果を発揮しているといえる。今回の研究結果は長期間カテキンを接種すると食べ過ぎによる肥満を防ぎ、また糖尿病や心臓の血管の病気を防ぐのに有効であることを示している。

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2009.05.22((pancreas)の27)

糖尿病治療薬「Januvia(sitagliptin)」↑BTW

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2008.08.21((pancreas)の23)

ヒ素暴露が糖尿病発症リスクを増加させる可能性(食品安全情報blog)↑BTW

Arsenic Exposure and Prevalence of Type 2 Diabetes in US Adults
JAMA. 2008;300(7):814-822.

糖尿病でヒ素排泄機能が弱ってるんじゃないのか?

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2008.03.21((pancreas)の20)

膵臓は4E-BP1を使って糖尿病を防いでいる↑BTW

膵臓のβ細胞がインスリンを放出し続け、負荷がかかるいと、β細胞内に4EBP1と呼ばれるタンパク質が作られ、β細胞の働き過ぎを抑えるそうだ。実験的に4EBP1をノックアウトしたところ、β細胞が働きすぎ、次々にβ細胞が死滅し、糖尿病が悪化した。

  • ATF4-Mediated Induction of 4E-BP1 Contributes to Pancreatic β Cell Survival under Endoplasmic Reticulum Stress. Cell Metabolism, Vol 7, 269-276, 05 March 2008

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2007.10.31((pancreas)の19)

[[ブタ]]のES細胞は[[免疫抑制剤]]無しで糖尿病のサルを治療しうる↑BTW

発表したのはワシントンメディカルスクールの研究者

ヒトの糖尿病における移植医療はドナーの不足により限定的なものに留まっている。また移植した場合も免疫拒絶などの理由により細胞は徐々に死滅し効果が低下していく。

本発表の研究者らは以前より発生段階のブタE28由来のすい臓β細胞を移植することにより糖尿病ラットを治療する研究を行い成果を発表してきた。

今回の研究では、E28ブタ胚を糖尿病のサルに移植した。移植したブタのβ細胞は長期間にわたり肝臓、すい臓、リンパ節の中で生存しインスリンを産生した。そして移植後22ヶ月にわたって効果を示した。

  • Long-term engraftment following transplantation of pig pancreatic primordia into non-immunosuppressed diabetic rhesus macaques. Xenotransplantation 2007

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2007.10.10((brain)の32)

アルツハイマー痴呆症は脳が糖尿病になるようなもののようだ↑BTW

 近年の研究においてアルツハイマー病(AD)と中枢神経のインスリン抵抗性の関係が指摘されていましたが、この2つを結びつける細胞内メカニズムに関しては不明なままでありました。今回、研究者らは神経細胞の]]インスリン]]受容体が可溶性アミロイドβオリゴマー(ADDLs)に非常に鋭敏に反応し欠落することを発見しました。

 ADDLsはアルツハイマー病の時に脳に蓄積することが知られています。研究者らは海馬神経の培養モデル実験を持ちいてADDLsが神経細胞の樹状突起のインスリン受容体を欠損させることを見いだしました。インスリン受容体の消失と共に細胞内部の受容体量は増えており、受容体の局在が変化しているようです。また神経細胞でのインスリンシグナル経路は非常に衰えており正常に機能していませんでした。

 神経細胞でのインスリン受容体の欠乏はいわばアルツハイマーによって脳のみ糖尿病になっているようなものであると言えます。このような状態では神経細胞への栄養取り込みに問題が生じ、この結果、神経細胞が死滅していくことが予想されます。

  • Amyloid beta oligomers induce impairment of neuronal insulin receptors. FASEB J. 2007 Aug 24、PMID:17720802

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2007.08.27((diet)の36)

糖尿病の原因は大量に食べたにも関わらず皮下脂肪が増えなかったため?↑BTW

研究者等はマウスを使った実験で、アディポネクチンという脂肪細胞が分泌するホルモンを大量に作らせることで、糖尿病の症状が消えることを報告しています。大量のカロリーを摂取すると同時に脂肪細胞がどんどん増えればその分だけアディポネクチンが増えるため問題は起きないはずですが、どうやら脂肪細胞は食べた分だけ増えないようです。

アディポネクチンは脂肪をため込みすぎた脂肪細胞では作られなくなることも知られており、また脂肪細胞に取り込んでもらえなかった脂質は脂肪細胞以外の場所に沈着し、このことがインスリンの効果を下げる原因となるようです。

Obesity-associated improvements in metabolic profile through expansion of adipose tissue.
J Clin Invest. 2007 Aug 23 PMID: 17717599

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2007.08.20((cancer)の29)

糖尿病治療薬「[[メトホルミン]]([[metformin]])」がガン細胞を死滅させることが出来る↑BTW

 メトホルミンによりp53欠損腫瘍細胞が障害されることが分かりました。

 研究者らはマウスの片側にp53が正常なガン細胞を移植し、もう反対側にp53欠損ガン細胞を移植しました。すると毎日メトホルミンを投与したマウスでは4週間後にp53欠損の腫瘍サイズが半分になっていたそうです。

 メトホルミンは肝臓に作用して糖新生を抑制させ、また筋肉に作用して糖の取り込みを促進する作用がありますが、このような代謝調整機能の一部はp53依存的に行われるため、p53を欠損した細胞ではこのようなメトホルミンの糖代謝調整作用に毒性を示すと考えられるそうです。

 人間のガン細胞の半分はp53を欠損していると言われており有用な抗ガン剤として使用出来る可能性があります。

  • Systemic Treatment with the Antidiabetic Drug Metformin Selectively Impairs p53-Deficient Tumor Cell Growth. Cancer Research 67, 6745-6752, July 15, 2007 PMID:17638885

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2007.08.10((pancreas)の15)

遺伝子操作した植物で糖尿病治療↑BTW

中央フロリダ大学の研究者の報告によると、糖尿病治療薬であるインスリンの前駆タンパク「プロインスリン」と細胞内に入り込む能力を持つコレラ毒素のBサブユニットを連結したタンパク質を作るように遺伝子操作したタバコをつくり、この葉を糖尿病のマウスに与えたところ、血糖値の低下やすい臓β細胞の損失の抑制など糖尿病の進行を抑制する効果が見られたそうです。

糖尿病発症のメカニズムとしてインスリンに対する自己免疫反応が起こり、自己の免疫担当細胞がインスリンを産生するすい臓β細胞を破壊してしまうということが知られていますが、このインスリンに対する抗原性を経口投与により緩和することにより糖尿病症状の低減が見られるようです。

  • Expression of cholera toxin B–proinsulin fusion protein in lettuce and tobacco chloroplasts – oral administration protects against development of insulitis in non-obese diabetic mice. Volume 5 Issue 4 Page 495-510, July 2007

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2007.05.28((amrit-age)の7)

AGEsを多く含む飲料を大量に摂取すると体内にAGEsが蓄積する↑BTW

第50回日本糖尿病学会で発表。発表者は北陸大学の竹内正義、久留米大学の山岸昌一ら

AGEsを多く含む飲料をラットに経口投与したところ、肝臓と腎臓でRAGEやVEGFの発現量が増加した。また血液中のAGEs量の変化は検出出来なかったが、投与したラットの肝臓でAGEsが蓄積しているのが確認された。
AGEsを除去する働きが知られる薬物クレメジンを投与したラットではAGEsの量が減少した。

これらの結果は糖尿病等の生活習慣病の原因と言われるAGEsの蓄積が食物由来のAGEsで起こることを示している。

食品中のAGEsは消化吸収されないと昔は考えられていたが、現在では10%程度吸収されることが報告されている。食品中に含まれるAGEsの量は下記の論文で多く報告されている。

  • Advanced glycoxidation end products in commonly consumed foods. J Am Diet Assoc. 2004 Aug;104(8):1287-91. PMID:15281050
ファーストフードに非常に多く、高温で焼いたり、油でフライにすることにより作り出されることが知られています。

参考:
体に残された、もう一つのA1C(糖尿病ソリューション)

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2007.05.28((amrit-age)の6)

老化や糖尿病を引き起こす原因物質の一つ[[AGEs]]は、体内で作られるのでは無く食品中のAGEが蓄積したため?↑BTW

AGEs(advanced glycation endproducts)は体内の様々な物質に糖が付着し体中で悪影響を起こす物質で、老化現象を引き起こす原因物質の1つと考えられている。体内の糖濃度が高い状態になる「糖尿病」では通常よりも早いスピードで体内でのAGE蓄積が起こり、蓄積したAGEにより腎臓や脳、心臓、目など様々な部分で症状を引き起こす。糖尿病はこのAGE蓄積を促進することにより老化を促進している病気ともいえるのである。

この原因物質AGEはこれまで、高血糖や加齢に伴い徐々に体内で作り出され蓄積していくものだと考えられてきたが、このAGEが実は口から摂取した食品に由来しているのではないかという研究が報告された。

発表したのはニューヨーク、Mount Sinai School of Medicineの研究者ら

研究者らは172人の45歳以下の若者と、60歳以上の健康な老人を調べた。その結果、食事中に含まれるAGEsの量に応じて血液中のAGEsの量が増加した。カロリーの摂取量と血液中のAGEsの量は関係が無かった。
また、CRPの量も食事中に含まれるAGEsの量に比例して増加していた。

これまでの研究では食事中のAGEsが健康に害を与える可能性は低いとされていたが、本研究の結果を考えると食事中に多量に含まれるAGEsは体内でAGEs関連の加齢、糖尿病作用を引き起こす可能性があることを示唆さいているといえる。

  • Circulating Glycotoxins and Dietary Advanced Glycation Endproducts: Two Links to Inflammatory Response, Oxidative Stress, and Aging. J Gerontol A Biol Sci Med Sci. 2007 Apr;62(4):427-33. PMID:17452738

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2007.04.05((amrit1)の5)

第3章:老化と戦う先端医学の試み−すぐには実践できない方法↑BTW

3−1.テロメアを増やして細胞を若返らせる
3−2.老化と糖尿病の共通の敵「糖化」を防ぐ
3−3.ホルモン補充療法
3−4.新鮮な細胞の補給
3−5.細胞融合の将来性と危険性
3−6.ES細胞とクローン
3−7.組織工学で作る人工臓器
3−8.免疫拒絶を抑制して別の臓器を移植する
3−9.ガンを克服する
3−10.ゲノム情報の解明−遺伝子操作で人間を作り換える

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2007.04.04((diet)の19)

肥満を防ぐタンパク質「AGF」発見↑BTW

発見したのは慶応大学医学部の尾池雄一 氏と山之内製薬(現アステラス製薬) の研究グループ、この研究グループでは2003年に肝臓から分泌され、血管、皮膚の再生を促す「AGF」という新しいタンパク質を発見した。

今回の報告では、このAGFを持たないマウスを遺伝子操作により作り出すと、通常のマウス(およそ30g)よりも大きなおよそ50gの肥満マウスになることを報告している。この肥満マウスを調べると基礎代謝が通常のマウスよりも低く、脂肪が多く、糖尿病の症状も見られた。そして逆に遺伝子操作により2倍のAGFを持つマウスは高カロリーのエサを食べさせても肥満にも糖尿病にもならなかった。(通常のマウスが24g増える食事で8gしか体重が増えなかった)

また通常のマウスに高カロリーな食事を与え太らせ、その後、AGFの分泌量を増やす治療を行ったところ、肥満や糖尿病の症状が改善した。このAGFは将来の肥満治療薬ややせ薬として利用出来る可能性がある。

  • Angiopoietin-related growth factor antagonizes obesity and insulin resistance. Nat Med. 2005 Apr;11(4) PMID:15778720

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2007.03.29((diet)の33)

アディポネクチンは肝臓表面の2種類のタンパク質に結合し、脂肪を燃焼させる。↑BTW

この研究を発表したのは東大病院の門脇孝ら。これまでにも、脂肪細胞はアディポネクチンというホルモンを作り、このホルモンには血糖値や、中性脂肪を下げる働きがあることが知られていた。

このアディポネクチンは内蔵脂肪が蓄積した状態では作られにくくなり、このことがメタボリックシンドロームとして知られる様々な生活習慣病の原因になることが知られていたが、アディポネクチンがどのように働いているのかは分かっていなかった。

研究者らは肝臓表面にアディポネクチンに結合する2種類のタンパク質を発見、アディポネクチンが肝臓細胞に結合することで、肝臓細胞の働きが活発になり、血糖値を下げ、脂肪分解を促す。

内蔵脂肪が蓄積した状態では、肝臓表面のこのアディポネクチンに結合するタンパク質の量も減らしていた。

肝臓細胞の表面にこのタンパク質を増やすことが出来れば糖尿病の治療に使えるかもしれない。

この研究はNat Medに発表された(2007/02/09の記事)

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2006.12.14((cure)の6)

インスリンを直接皮膚に塗ると傷の治りが早くなる↑BTW

インスリンが皮膚の上皮細胞の増殖、移動を促進し、血管内皮細胞にも作用するとか
糖尿病性の皮膚潰瘍のメカニズム解析、治療法確立につながるかも

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2006.11.30((pancreas)の26)

糖尿病治療:食欲促進ホルモンがインスリン分泌を抑制↑BTW

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2006.11.16((nocategory)の44)

糖尿病患者向け血糖値によって色の変わるコンタクトレンズ(GIGAZINE)↑BTW

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2006.10.24((pancreas)の14)

次世代糖尿病治療薬「リラグルチド」のPhase IIデータ発表。良い感じ↑BTW

リラグルチドはノボノルディスクファーマの開発している薬で、血糖値が高い時にだけすい臓β細胞にインスリン産生を促し、グルカゴン産生を抑制するインスリンに代わる糖尿病治療薬として期待されているGLP−1のアナログ(体内で分解されにくく改良されたもの)です。実際のGLP-1は体内での分解がとても早いため薬としては使いにくくこのようなアナログが開発されています。GLP−1関連の糖尿病治療薬としては体内のGLP−1の分解を抑制することで治療を目指すGLP−1分解酵素DPP?W阻害剤「ビルダグリプチン」(ノバルティス)などがあります。

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2006.07.24((pancreas)の13)

ベイラー(Baylor)大学の研究者がマイクロバブルでインスリン遺伝子をすい臓細胞に導入する技術を開発↑BTW

  • ダラスのベイラー大学の研究者の報告
  • インスリンのプラスミドDNAをガスで満たしたリン脂質シェルの中に閉じこめ、投与、すい臓で超音波で壊し遺伝子導入。いわゆるマイクロバブルによる遺伝子導入
  • 実験はラットを使用。
  • 導入遺伝子としてはrat insulin 1 promotor(RIP)に連結したインスリンとヘキソキナーゼI遺伝子を用いている。RIPを使用することによりグルコース濃度応答性の遺伝子発現を実現している。
  • ヘキソキナーゼ(hexokinase I)をすい臓β細胞に導入した場合はhexokinase Iの低いKmにより、グルコース応答性のインスリン産生が促進されることが分かっているそうだ
一般的にグルコースは細胞内に入るとヘキソキナーゼによりグルコース6リン酸に変換されるというが、この変換がインスリンの産生促進に必要なのか?
これらの技術を利用すれば、糖尿病患者が血糖値を確認しつつインスリンを投与することなく、体内のインスリン産生を回復させることが出来る可能性がある。

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2006.04.14((nocategory)の30)

腎結石の衝撃波治療、糖尿病リスク4倍に…米で追跡調査↑BTW

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2005.10.13((pancreas)の12)

インスリンの分泌抑制物質を発見、糖尿病の新しい治療法の可能性↑BTW

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2005.10.03((pancreas)の11)

キトサンスポンジを使って膵臓を再生する↑BTW

体内でインスリンを作り出しているすい臓β細胞が死滅してしまうと、血液中のグルコース濃度をコントロールすることが出来なくなり、糖尿病となる。深刻な糖尿病では注射などでインスリンを注射し、血液中のグルコース濃度をコントロールしてやることが必要だが、すい臓の細胞を移植し、体内でインスリンを作らせようとした再生医療の試みもある。

この中でも近年、すい臓の組織(すい島)を皮下(皮膚の下)に移植する方法が注目を集めている。しかしすい臓の組織を長期間維持するためにはどうすれば良いのかといった問題が未解決であった。今回、研究者らはキトサンスポンジを用いてこれに挑戦している。キトサンはカニやエビなどの成分であるキチンが分解したもので、体内で徐々に分解される性質(生分解性)を用いて他の研究では生体外で血管構造を作らせたり、疑似的な皮膚組織を形成させる研究が進められている。

研究者らはまず、凍結乾燥によりCSを作成した。この作り出したCSは200-500μmの隙間を多く持つ多孔質構造になっており、このCSにラットすい臓より単離したすい島を各20個ずつ播種し62日間培養した。すると単離直後のすい島は単一のものが大部分を占めたが、徐々に2-4個のすい島から成るクラスターも(150-250μm)も観察された。

また、CS内で培養した小島は少なくとも53日後まで初期の形態を維持しており、すい臓細胞の機能であるインスリン産生は49日後まで継続しCS内は一定のインスリン濃度に維持され、その後急激に低下した。

このようなキトサンスポンジを使った方法はすい島を安定して培養出来、また機能させることが出来ることを示しており、皮下への膵島移植の発展につながる可能性がある。

原文
Tissue-engineered pancreatic islets: culturing rat islets in the chitosan
sponge.
Cell Transplant. 2001;10(4-5):499-502.

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2005.09.27((pancreas)の10)

[[インスリン]]注射不要に? 膵臓細胞量産、岡山大など開発(asahi)↑BTW

発表したのは岡山大学の小林直哉ら、研究者等は人間のすい臓β細胞に後で除去できるように工夫した細胞を増殖させる遺伝子(SV40TとhTERT)を導入、体外ですい臓β細胞を大量に増やした後、導入した遺伝子を除去し、元に戻した上で、糖尿病のマウスに移植した。すると移植した細胞が正常に働き、糖尿病の症状が緩和されることが分かった。

  • A human -cell line for transplantation therapy to control type 1 diabetes. Nature Biotechnology 23, 1274 - 1282 (2005)

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2005.04.18((genius)の2)

GLP-1を大量に摂取すると賢くなる。↑BTW

GLP-1は腸のL細胞により作り出されるペプチドホルモンで、膵臓のβ細胞などに作用し血糖値が高い場合にはインスリン産生を促して血糖値を下げる働きがあり、糖尿病治療薬として期待されている物質です。今回この物質に知能を向上させる働きがある事が分かりました。
研究者がマウスの脳にGLP-1を直接投与したところ、空間学習能力の向上が見られました。またGLP-1よりも壊れにくいエキセンディン(exendin:トカゲのGLP-1)なら、血管に投与しても同様の効果があったそうです。
また、GLP-1のシグナルを受けるレセプターを壊したマウスを作成したところ、学習能力が低下していましたが、遺伝子導入によりGLP−1レセプターを海馬に復活させると学習能力は回復しました。
また、GLP-1レセプターを通常より大量に海馬に発現させたラットでは学習と記憶が増強しました。
またGLP-1レセプターを増加させると脳障害を与える物質に対する抵抗力も増強しました。

このようにGLP-1による脳への作用を応用した薬が開発出来れば認識力増強と神経保護を行える薬が開発出来るでしょう。
また、GLP-1はは腸管のL細胞が糖を認識すると体内に放出されます。すなわち糖をたくさん取ると体内にGLP-1が大量に分泌されるはずですが、賢くなるために太っても良いヒトは試してみてください。
ちなみに糖尿病治療薬としてGLP-1やGLP-1の体内での分解を防ぐ薬を多数の会社が開発中です。これらの薬は糖尿病にも効果あるけど、脳への効果もあるかもしれません。

※この研究でラットの空間学習能力は受動的回避学習法(passive aboidance task)という方法で行われています。具体的にはラットを明るい部屋と暗い部屋の2つの部分がある入れ物に入れ、明るいところに来た時電気ショック(1mAの電流を3秒)与え、危険なところだという事を学習させます。そして学習を行った後、1,3,7日後に再びその入れ物に入れ、どれぐらい明るいところを避けているかで学習能力を調べています。

原文題名:

  • Glucagon-like peptide-1 receptor is involved in learning and neuroprotection. Nature Medicine 2003 vol.9 no.9 p.1173-9. PMID:12925848

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2003.12.16((superman)の6)

身長を伸ばすホルモン発見(yomiuri)↑BTW

京都大学の中尾一和らの研究によるとCNP(C型ナトリウム利尿ペプチド)が骨の成長を促し、低身長の原因である軟骨形成不全の治療に有効であることを発表した
12/15のNat Medで発表予定
CNPは1990年にブタで見つかり、すべてのほ乳類に存在が確認された。中尾一和らの研究によるとCNPを持たないマウスは体長が伸びず、軟骨形成不全のマウスにCNPを導入すると体長が伸びることを確認したそうだ

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2003.06.05((scan)の6)

5分で肝機能を測定できるチップ↑BTW

「ちょっと飲み過ぎ、肝臓は大丈夫かな?」って時に簡単に肝臓機能をチェックできるチップを開発したそうです。
売れそう
制作したのは独立行政法人の物質・材料研究機構と半導体メーカーのローム
0.5ミリほどのシリコンの針がいくつも伸びた2センチ四方のチップを皮膚に押しつけると痛みをほとんど感じずに微量の血液を採取でき、γ-GTPやGOTなど肝機能の指標をチェックできる
また、このチップは肝機能のほか、総コレステロール、尿素窒素、クレアチニンなど20種類以上の項目を検査できる
最初は病院向けに実用化を目指す。看護師による採血などが必要ないばかりか、通常数日かかる検査が5分で出来ることになる。

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2003.04.19((blood)の3)

カプセル型人工血液開発へ(sankei)↑BTW

NEDOが開発に乗り出すそうです。赤血球の成分であるヘモグロビンを5000分の1ミリの脂質の極小カプセルに入れる技術を使い、血液型に関係なく、かつ長期間保存できる人工血液をめざす。予定では2005年に製造工程を確立させ、2007年に供給することを目指す
凝集を防ぐために表面を突起で覆うそうです。これまでの動物実験では1週間程度で尿と一緒に排泄されるそうです。
なんかやけに具体的だな、よく知らないがすでに臨床応用可能な研究が存在すると見た!

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2003.01.01((pancreas)の8)

遺伝子操作によりオタマジャクシの体内で肝臓細胞をすい臓細胞に変換した↑BTW

イギリスBath大学の研究者らが、オタマジャクシの体内で肝臓をすい臓に変換する事に成功した。
研究者らは、肝臓で働く遺伝子のスイッチを入れる遺伝子駆動装置であるTTRにすい臓細胞の機能を指令するPDX1遺伝子をつなげたアフリカツメガエルを作成したところ、このカエルのオタマジャクシでは肝臓全体、もしくわ一部の細胞がすい臓細胞のようにインスリンやグルカゴンを作り出した。

これらの研究を応用すれば、インスリン依存型糖尿病の患者の肝臓を使ってインスリンを作らせ治療が行えるかもしれない。

以前のNat. Med.の論文の方が全然スゴイのでは?
Current biology vol.13 p.105-115

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2002.12.27((cure)の3)

科研製薬の「フィブラストスプレー」を全ての大学病院が採用↑BTW

発売1年半でシェア1番だそうです。
フィブラストスプレーはbFGFを用いた世界で最初の再生医療医薬
科研製薬がアメリカのベンチャーが開発したbFGFの大量精製法とライセンス契約し、10年かけて開発したものである。
お年寄りの床ずれや、糖尿病による皮膚障害を短期間で直すことが出来る。
骨まで露出した床ずれも1日1回の噴射で数週間後には新しい皮下組織を再生することが出来る。
薬価ベースの月間売り上げが2億8000万円。1〜2年以内に年間60億の売り上げを見込んでいる。

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2002.12.26((kidney)の4)

ヒトやブタの胎児細胞をマウスに移植し腎臓を作ることに成功(mainichi)↑BTW

人工中絶された胎児から腎臓の元になる細胞を摘出し、免疫拒絶の少ないマウスの腎臓周辺に移植したところ8週間後に大きさはマウスサイズだが尿を作る機能など正常な腎臓に成長した。

ヌードマウスに当たるブタが出来たら使えそうだな。絶対、今頃、死にものぐるいで開発している企業があるはず

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2017.10.16((nocategory)の80)

生ミドリムシ(ユーグレナ)を購入、自分で生産するぞ!↑BTW



購入したのは↓

10mLで640円。送料が500円ぐらい。ミドリムシなどそこらへんにいるでしょうから金払って購入するなどバカらしいのですが、ミドリムシだけで他の微生物が含まれてない状態にするのは色々面倒そうなので購入することにしました。別の生物紛れ込んでないだろうな・・・・・何せ魚のエサ用なので少し心配です。
↓届いた容器が美しくないです。おいおい、検尿かよ(^^;


 顕微鏡も持ってないので、本当に生きているかどうか確認する手段がありません。とりあえず増やして透明な水が緑色になれば生きてると判断出来ます。ミドリムシは動物+植物らしいので、光合成によりCO2からO2もエネルギーも自分で作って増えるはず。ただし、各種微量元素は必要なはずです。そこで植物用の液体肥料を使うことにしました。使ったのは↓


ハイポニカは以前より水耕栽培などで愛用している2液式の液体肥料で、これと水道水のみで野菜が元気に育つことを確認済みです。植物の成長に必要なマグネシウム、ホウ素などの微量必須元素も含まれているようです。

今回はこのハイポニカを海水水槽用に作っていたRO水(逆浸透膜で濾過した水)に入れました。本当はくみ置きした水道水が良いと思います。なぜならRO水はミドリムシの成長に必要な、当然含まれているハズの微小元素が無駄に除去されている可能性があるからです。

ただ、水道水はしばらく放置して消毒のために含まれている塩素が空気中に逃げていった「くみ置き」したものを使うべきと思うのですが、放置するのが面倒だという理由で、ちょうと海水水槽用の水を作るために作ってあったRO水を使っています。

ちなみにRO水の製造は↓を使ってます。
10リットル作るのに2時間ほどかかります。「植物の生長に必要なケイ酸を除去」って書いてある。やっぱりマズかったかもしれません

実験っぽくハイポニカの濃度を2種類買えてみました。1つは1/250、これは水耕栽培をする時の最適濃度の2倍濃い濃度です。もう一つはハイポニカ無しにしようかと思いましたが、ミドリムシは一応動物らしいので、動物愛護の点で、ミネラル無しは虐待な気がしたので(笑)、濃い方より8倍薄い1/2000の濃度としました。濃い方がよく増えることを期待。

それぞれ500mLペットボトルに入れ、キャップはゆるめにして、日の当たる窓際に放置しました。さて増えるかな?

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更新時刻:2018.05.16 23:45